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「まるで恋愛ドキュメンタリー」な甘すぎる二人の空気感? BLドラマ「Be Loved in House 約・定~I Do」

5月20日(毎週木曜午後1時)から、日本と台湾で同時配信中のBLドラマ「Be Loved in House 約・定~I Do」が熱い。配信前からネット上で広く話題に上っているほか、海外のバイヤーも競って版権獲得に乗り出し、現在すでに30カ国以上での配信中/配信予定だ。

ストーリーは、「シングル規約」と書かれた一枚の紙から、社内恋愛禁止やロマンチックな同居生活へと展開するところから始まる。キャストは、アーロン・ライ(頼東賢)とハンク・ワン(王碩瀚)、ウェイポー・リァオ(廖偉博)とユー・ジェエン(余杰恩)という2組の超美形カップルに、「アグレッシブな男前」と呼ばれるディーン・リー(李迪恩)を加えた、イケメン男性5人の強力な布陣だ。

配信直前の18日に公開された8分間のハイライト映像も、配信を心待ちにするファンの期待を大いに高めた。


ハンクの髪を乾かしてあげたことで二人の心理的な距離が近づくシーンを見たアーロンは、まるで自分とハンクの恋愛ドキュメンタリーを見せられているみたいだと感想をもらした。ハンクは「この映像を見るだけでもいい感じ」とまんざらでもない様子。


 


下半身に巻いたバスタオルをはぎ取られるシーンでは、ハンクは肌色の下着を3枚重ねて着用し万全な「安全対策」を取ったそうだ。

また、熱を出したハンクの汗を拭いてやるシーンについて、アーロンは「美しく撮られているが、撮影時は患者の世話をしているような気分だった。普通なら病人はベッドに寝かせて休ませるべきなのに、自分(ジン・ユージェン)は無理にでも彼の服を脱がせてシャワーを浴びさせたかったらしい」と笑った。



添い寝したり、髪の毛を乾かしたり、体を洗ったりと、アーロンとハンクが自然と醸し出す甘やかな雰囲気は、ドラマの中だろうと外だろうと、視聴者をときめかせて止まないようだ。



そのほかアーロンは、高校のラグビーチームに所属していたころのエピソードにも触れた。当時彼は毎日40人以上でざこ寝していて、みんなのいびきの音といったら、まるで交響曲のようだったと振り返る。

あるとき、旅行番組「愛玩客」で一緒に司会を務めたジェイソン・ライ(賴俊龍)と同じ部屋に泊まる機会があった。すると翌日、ジェイソンから「歯ぎしりの上に寝言も言ってたよ。夢の中でも礼儀正しく『ごめんなさい、申し訳ありません』ってずっと謝っていたけど、もしかして司会者のプレッシャーが大きすぎるんじゃないか?」と言われたそうだ。そのとき初めて、自分が眠ると人の安眠を妨げることを知ったと明かした。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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