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金鐘奨3冠の大ヒット作「おんなの幸せマニュアル 俗女養成記」セカンドシーズンが台湾で8/8公開

ニュース提供:SCREENWORKS影響原創

中華電視公司、影響原創影視公司(CATCHPLAY)と百戲電影製作公司による台湾式新喜劇「おんなの幸せマニュアル 俗女養成記2」のポスターが母の日の前夜から公開となり、5日の8時からは「おんなの幸せマニュアル 俗女養成記」(以下「俗女」)、「華視娛樂show」「CATCHPLAY+」などのファンサイトで、「おんなの幸せマニュアル 俗女養成記2 芭楽編」(以下「俗女2」)の予告が公開された。

主人公のチェン・ジアリンが、チェン家に戻って展開する新シリーズは、台湾の父の日8月8日の9時から中華電視公司と、CATCHPLAY+などで同時放送される。

中華電視公司のゼネラルマネージャー庄豊嘉は、「「俗女」のファーストシーズンも8月の夏休みに放送され、大変な反響を頂きました。セカンドシーズンも、夏休み中の若者とご両親とで一緒に視聴していただければ、家族仲がとってもよくなりますよ!中華電視公司は、台湾ドラマを支持しており、「俗女2」が台南文化と緊密に連携することで、地方の文化創生活動と連動していければと希望しています」

CATCHPLAYの執行長楊麗貞は、「中華電視公司と共に「俗女2」を誕生させることができて、本当に嬉しいです。今年はCATCHPLAY始動の年でもあります。「俗女2」には制作側もキャストも全心投入で挑んでおりますので、きっと多くの視聴者の方々に、喜びと感動を届けることができるでしょう!」

この程公開された「俗女2」の新ポスターには、チェン・ジアリンが台南の自分の部屋のベットに倒れる姿が描かれた“憂鬱なブルー”バージョンと、“ほっこりピンク”バージョンの2パターンのタイプがあり、ファンサイトで展開される人気投票の結果で、最終版が決まるしかけになっているそうだ。ポスターの左側にこっそり記された文字「次の人生は、女になんかならない」は、チェン・ジアリンがセカンドシーズンで対峙する、多くの女性が抱える悩みを暗示しているそう。

  

監督のイェン・イーウェン(嚴藝文)は、「女性は本当に大変で、40歳の女性は特に大変。チェン・ジアリンは台南に戻って、人生の後半戦を展開していきます。まずは自分の力でやり遂げる第一のこととして、“お化け屋敷”を買い取り、リフォームしていきます」

ポスターの背景が、ちょっぴり“失敗”したようなムラのある雰囲気にペイントされているのは、チェン・ジアリンが自分で塗ったような質感を出すためで、疲労困憊でベットに倒れ込んでいる彼女が、家に癒され、一眠りしてすぐ龍の如く生気を取り戻すのをイメージしているそうだ。

母の日の前夜、「俗女2」が父の日から放送されることが発表になり、監督のチェン・ジャンルン(陳長綸)とイェン・イーウェン、そして主演を務めたシエ・インシュエン(謝盈萱)らは、シーズン1の家族からの反応を思い起こしたという。

イェン・イーウェンは、「俗女」を観た母親から「なんで小さい頃の家での出来事を出しちゃったの?」と恨まれたそう。というのも、劇中で幼いジアリンが家族に「あんたはよそから来た子よ!」と、からかわれるエピソードは、実際にイェン・イーウェンの家であった出来事だったとか。残念ながら、イェン・イーウェンの父はすでに癌で亡くなってしまい、彼女の初監督作品を目にすることはできなかったため、セカンドシーズンのスタートを8月8日の父の日とすることで、空の上から父にも彼女の成長と努力を見届けてもらえれば、と願っているそうだ。

シエ・インシュエンは、ファーストシーズンは家族に気に入ってもらえたが、昔の台湾時代のことも色々と思い起こさせたようで「あの頃の大人はみんな気性が荒かったから、ジアリンの両親みたいに可愛くなんかなかったよ」と、辛辣な一言を言われたそうだ。

母の日を目前に、イェン・イーウェンは長く離れていた母親を今年は台北に招いて同居し、一緒に山のぼりなどに行きたいと語った。シエ・インシュエンは、紅包でお金を渡すか、ソファーを新調してあげたい、とのこと。チェン・ジャンルンは、毎年お祝いの紅包を母親に渡していたが、今年は娘が宝くじで思いがけず大金を当てたことから、皆で観光地の月世界に行って、地鶏料理を食べ、一足早く母の日を祝ったそう。母の日のお祝いの仕方はそれぞれだが、3人共に家族への深い愛を感じさせた。

「おんなの幸せマニュアル 俗女養成記」は、イェン・イーウェン、 チェン・ジャンルン共同監督、シエ・インシュエン、ウー・イーハン(呉以涵)、チェン・ジューシェン(陳竹昇)、ウェン・シェンハオ(温昇豪)、ラン・ウェイホァ(藍葦華)、ユー・ズーユー(于子育)、ヤン・リーイン(楊麗音)、シア・ジンティン(夏靖庭)、ウェイン・ソン(宋緯恩)出演。原作は于子育(江鵝)著「俗女養成記」。

1970年代生まれの女性の成長を描き、2019年の放送時に大ヒットをおさめ台湾での平均視聴率の3倍を獲得。「俗女」ブームを巻き起こしたヒット作。2020年第55回金鐘奨では、短編ドラマ部門にて「ドラマ賞」「助演女優賞」「編集賞」の3部門を獲得した。2021年8月8日台湾の父の日にはセカンドシーズンが公開予定だ。

 

翻訳・編集:Cinem@rt編集部

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