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【中国ドラマ景気指数TOP10】ゴン・ジュン&チャン・ジァハン共演の大ヒット作「山河令」が最終回

引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧周报13|《山河令》收官《大宋宫词》开播陷争议,年轻古装市场让出新空间」


中国で市場分析を展開する德塔文科技による影視観察(datawinfilmtv)データより、2021年第13週(03.21-03.27)のドラマデイリー景気指数TOP10にランクインしたドラマを、ピックアップ!

第13週の調査で人気を獲得したドラマカテゴリーは、1位時代劇、2位現代ドラマ、3位ファンタジードラマという結果に。

今週は25の新作ドラマが放送開始となった。今週の景気指数総合ランキングでは、大ヒットドラマ「山河令(原題)」が1位を獲得。ストーリーの盛り上がりと共に、注目度も日々上昇を続け、最終回を迎えたことでその人気は更に高まりを見せて行った。

続く「司藤(原題)」「錦心以玉(原題)」は、安定した人気が継続している。その他では、マー・スーチュン(馬思純)主演の「你是我的城池營壘(原題)」の注目度が依然として高く、同時期開始のドラマを大きく引き離している。

    


この週に最終回を迎えたのは、「山河令」「郷村愛情13(原題)」「愛的理想生活(原題)」など。この中で「山河令」は好評で、市場動向の流れも良く、ドラマ放送後にはオリジナルサウンドトラックやコンサートなどで、新たな需要が継続していくようだ。

今シーズンの「郷村愛情13」も好調で、目を引く存在に。このTVシリーズは、古典的ともいえる「郷村愛情」ブランドの人気を維持している。こうした“農村劇”カテゴリーの景気指数は、この週第4位で、青春ドラマカテゴリーを上回るという意外性も。

今週最も注目されたのは、iQIYIとTencent Videoで配信されたチー・ウェイ(戚薇)、トニー・ヤン(楊祐寧)主演の外国援助医療救助チームを描いた「一起深呼吸(原題)」。また、チャン・ハン(張翰)、ワン・リークン(王麗坤)主演の「海洋之城(原題)」、同じくワン・リークン主演の地方活性化の奮闘を描いた「経山歴海(原題)」なども注目作として挙げられている。



——本周最热类型TOP1:古装剧——
―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP1:時代劇―
第1位 「山河令」
第2位 「錦心以玉」
第3位 「大宋宮詞(原題)」


「山河令」は最終回を迎えた。余韻を残す展開に、多くの視聴者が忘れがたい思いを抱くこととなり、本週ではさらに人気が高まった。このドラマはブロマンスというテーマが非常に明確であったが、その点がとても有利に働き、俳優たちにも良い結果を招くことになった。ドラマは終了したが、コンサートなどの商業活動が予定されており、ドラマの商業的価値は継続している。


有名で人気の高いリウ・タオ(劉涛)主演の時代劇「大宋宮詞」は、リー・シャオホン(李小紅)監督の美学を受け継いでおり、3月20日の放送以来、人気は高まっているが、同時にさまざまな議論を増やしており、口コミは減少傾向を示している。リー・シャオホンは以前、古典的なテレビドラマ「大明宮詞(原題)」を監督した。「大明宮詞」はプロットのリズム、歴史的事実、グラフィックアートなど、すべて市場の美学と一致していた。しかしこれとは対照的に、姉妹作とも言える「大宋宮詞」に関しては、歴史的矛盾点があるといったことや吹き替えに対する違和感など、さまざまな声が視聴者からは挙がっているようだ。


—本周最热类型TOP2:都市剧—
―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP2:現代ドラマ―
第1位 「愛的理想生活」
第2位 「一起深呼吸」
第3位 「恋恋小酒窩(原題)」


「愛的理想生活」は湖南衛視での放送が終了。人気漫画「渋女朗(原題)」が原作、ドラマ「粉紅女朗(原題)」のリメイク、そしてソン・イ(宋軼)&イン・タオ(殷桃)出演と、ヒットの条件がそろったドラマであったが、惜しくも好成績とはならず。ドラマで強調された“恨嫁(結婚したいけどしない)”という概念が、現代女性の考え方や、現在の市場の需要とマッチしていなかった点がその要因として挙げられた。


—本周最热类型TOP3:奇幻剧—
―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP3:ファンタジードラマ―
第1位 「司藤」
第2位 「十二譚(原題)」


「司藤」の人気は今も安定しており、原作小説のファンだけでなく、ジン・ティエン(景甜)やチャン・ビンビン(張彬彬)のカップル感も多くの視聴者を魅了している。現在ドラマは中期的なクライマックスに入っており、繁栄指数も先週と比較して改善、上昇の兆し。


新作ファンタジードラマ「十二譚」の内容は同じカテゴリーでも「司藤」とは明らかに異なる。「十二譚」は、今、視聴者に大人気の中華民国を背景に、さまざまな短編が繋がってストーリーの主線を形成し、陽気で甘く、感動的なストーリー感を演出する。

このような短編集から成り立つ物語は、従来の一本化された完全な物語とはまったく異なる新しい方法を切り開く。今後こうした方式が映画やTVドラマにどのような効果が生まれるか、検証に期待が寄せられている。


翻訳・編集:Cinem@rt編集部

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