Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

中国ドラマ景気指数TOP10【その2】ティミー・シュー 主演の「風起花抄(原題:風起霓裳)」も奮闘

引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧周报6|《斗罗大陆》空降周冠军,古装剧市场竞争激烈」


【その1】タン・シャオティエン&シン・フェイの「我的小確幸」放送終了!はこちら

―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP2:時代劇―

 

第1位 「斗羅大陸(原題)」
第2位 「上陽賦(原題)」
第3位 「我就是這般女子(原題)」


時代劇市場は非常に活気があり、トップ3に入らなかったグーリー・ナーザー(古力娜扎)とティミー・シュー (許魏洲)主演の「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~(原題:風起霓裳)」や、チャオ・ジンマイ(趙今麦)、ユエン・ホン(袁弘)、リン・イー(林一)らのの共演が話題の「玲瓏(原題)」なども注目度が高く、競争が厳しくなっている。

時代劇では視聴者のニーズがそれぞれ確立されており、「上陽賦」は伝統的な歴史ドラマを好み、キャストの年齢層に見合う大人の視聴者が多く、「我就是這般女子」「風起花抄」は青春アイドルドラマを好む層に照準が当たっており、アイドル俳優が出演するコメディ作品の人気の強さを示している。「玲瓏」は女性のアドベンチャーストーリーという珍しいジャンルで、視聴者層もやや狭くなってしまった。

今週放送開始の「斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~」は男性向けファンタジー作品で、「霊域」放送終了後のバトンを受け継ぐ形に。この作品はネット小説とアニメでも人気があることに加え、男性向けファンタジーは女性視聴者がつかないことが多いのだが、主演のシャオ・ジャン(肖戦)の人気が女性視聴者を拡大させることにつながるなど多くの利点を備えている。



―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP3:サスペンスドラマ―



第1位 「陽光之下 (原題)」
第2位 「刑警之海外行動(原題)」
第3位 「陀槍師姐2021 (原題)」


マンゴーTV限定の「陽光之下」が今週終了。人気のオンライン小説「掌中之物(原題)」を原作としたこの作品は、放送前から期待が高かったが、放送前にタイトルやキャラクター名が変更されたり、ストーリーに影響を与えるシーンの大幅なカットなどが番組の放送パフォーマンスにも影響を及ぼし、残念ながら大ヒットには至らなかった。

しかし、それでもサスペンスをテーマにしたドラマ自体のパフォーマンスは高いレベルであり、サスペンス市場で最もホットなドラマとして注目されていくだろう。このドラマはボナ・フィルムグループという映画ベースの会社が制作したこともあり、テレビ番組の最近のルールに精通していないことも、敗因の理由の1つである可能性がある。


翻訳・編集:Cinem@rt編集部

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP