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韓国映画『君の誕生日』キャラクターコメンタリー映像が到着

来週11月27日に公開される韓国映画『君の誕生日』のキャラクターを紹介する特別映像と、前を向いて生きていく父と母を収めた場面写真1点が到着した。


今回解禁となる特別映像には、まず事故で兄を失った妹イェソルを演じた子役キム・ボミンについての紹介が収められており、共演したチョン・ドヨンとソル・ギョングも「こちらも自然な感情が生まれた」「感じるがままに反応するのでウソがない」と称賛を惜しまない。2010年生まれながら、2016年にはドラマ「凍える華」でKBS演技大賞男女青少年演技賞の候補にも上がった天性の演技力は本作でも遺憾なく発揮されている。

続いて、海外勤務のために息子がこの世を去った日にそばに居られなかったこと、そして家族を支えられなかったことに罪悪感を抱えている父ジョンイルを演じたソル・ギョングが、自身の演じた役柄について「抑えた演技をするはずが、演じていると胸がいっぱいになり抑えられませんでした。」と振り返る一方、監督のイ・ジョンオンは深い苦しみや悲しみを抱え込み一切表に出さないキャラクターと説明する。

最後に息子を失った深い悲しみから抜け出せない母スンナムについて、チョン・ドヨン自身が「感情移入しすぎて客観的に見られなくなるのが怖かった」と振り返るとおりの熱演を披露。一度は出演オファーを辞退したものの、イ・ジョンオン監督がボランティアや遺族に向き合い、リサーチやインタビューを重ねて書き上げたシナリオの力強さに出演を決意したと語る本作への没入度が、短い映像ながら伝わってくる。



『君の誕生日』
11月27日(金) シネマート新宿ほか 全国ロードショー


【あらすじ】 2014年4月16日...この世を先に去った息子スホへの恋しさを抱きながら生きるジョンイル(ソル・ギョング)とスンナム(チョン・ドヨン)。やがて1年にたった1日だけのスホの誕生日が近づいてくる。母スンナムは主役不在の誕生日は息子がいない現実を認めるようで怖くてたまらない。一方、ある事情により息子が亡くなった日に父親としての役目を果たせなかった父ジョンイルは、家族に対して罪悪感を抱えたまま、あの日から2年後に韓国に戻ってくる。彼にとってすべてが見慣れない現実の中、家族と一緒にスホの誕生日を迎えるが・・・。

【キャスト・スタッフ】
出演:
ソル・ギョング『ペパーミント・キャンディー』『オアシス』『1987、ある闘いの真実』
チョン・ドヨン『シークレット・サンシャイン』『ハウスメイド』『男と女』
キム・ボミン『ザ・ネゴシエーション』
ユン・チャニョン
キム・スジン『1987、ある闘いの真実』
イ・ボンリョン『EXIT イグジット』

監督・脚本:イ・ジョンオン
撮影:チョ・ヨンギュ『シークレット・サンシャイン』
編集:シン・ミンギョン『ザ・キング』
音楽:イ・ジェジン『アシュラ』

2019年/韓国/120分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/日本語字幕:小西朋子/原題:생일/英題:BIRTHDAY/配給:クロックワークス
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公式サイト: http://klockworx-asia.com/birthday/

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