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映画『薬の神じゃない!』が遂に劇場公開決定!! 16分の本編映像をYouTubeにて限定公開

中国映画『薬の神じゃない!』が2020年10月16日(金)より新宿武蔵野館、 池袋シネマ・ロサ他、 全国順次公開。 映画公開に先立ち、 1週間限定で16分の本編映像を限定公開!

公開期間:2020年10月2日(金)~2020年10月9日(金)


本作は、 2014 年中国で実際に起きた医薬品密輸入事件を基にしており、 ひとりの庶民から始まったこの大事件をきっかけに、中国医薬品業界に一大改革が起きたという史実を基に作られた社会派映画でありながら中国近代エンターテインメントのパワーを兼ね備えた大作。

2018年7月に中国で映画が公開されると、 3日間で9億元(約146億円)を叩き出し、 最終興業成績30億元(約500億円)を超え、 中国歴代映画ランキング9位にランクインする驚異の大ヒットを記録。 また、興行的成功だけではなく、アジア・フィルム・アワード・助演男優賞、 金馬奨・主演男優賞、 新人監督賞、オリジナル脚本賞の3部門 受賞をはじめ、国内外数多くの映画賞を受賞し、名実とも近代中国映画を代表する名作のひとつに。

薬を密輸する主人公を演じたのは、 ヒット作に多数出演し、 監督としても活躍するシュー・ジェン(徐崢)。そのほかにも、ワン・チュエンジュン(王伝君)、 『スプリング・フィーバー』のタン・ジュオ(譚卓)、『象は静かに座っている』のチャン・ユー(章宇)など。 監督は、岩井俊二、ウェイ・ダーション、スタンリー・クワン監修のオムニバス映画『恋する都市 5 つの物語』を監督したウェン・ムーイエ(文牧野)。

この度、本作の配給権を、目指す日本と中国の架け橋となる取組み<ASIAN◆DIAMONDS (アジアンダイアモンズ)>プロジェクトが獲得。 新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサ他、全国劇場での公開が実現。

『薬の神じゃない!』について本作のプロデューサーは「「愛とは何か?」「善とは何か?」という問いに真正面から取り組み製作した映画です。」と語る。 中国の体制批判にもつながりかねない社会的現象を鋭く描いた作品でありながら、 中国政府が製作を認め、 興行収入中国歴代映画ランキング9位を記録した話題作。 政治家でもない一庶民が国を動かす痛快な事実に基づく隣国の物語を、 是非劇場で。


映画「薬の神じゃない!」概要

原題:我不是薬神
上映期間:2020年10月16日(金)
上映時間:117分
上映館:新宿武蔵野館、 池袋シネマ・ロサ他、 全国順次公開
公式サイト:www.kusurikami.com

監督・脚本:ウェン・ムーイエ(文牧野) 
共同製作: ニン・ハオ(寧浩)、 シュー・ジェン(徐崢)
出演:シュー・ジェン(徐崢)、 ワン・チュエンジュン(王伝君)、ジョウ・イーウェイ(周一囲)ほか
配給:株式会社シネメディア

ストーリー:
上海で、 男性向けの回春薬を売る小さな店主チョン・ヨン(程勇)は、 店の家賃さえ払えず、 妻にも見放され、 人生の目標を見失っていた。 ある日、 慢性骨髄性白血病患者リュ・ショウイー(呂受益)が店に訪れ、 安価で成分が同じインドのジェネリック薬を購入してほしいという依頼だった。 最初は申し出を断ったものの、 金に目がくらんだチョン(程)は、 ジェネリック薬の密輸・販売に手を染め、 より多くの薬を仕入れるため、 購入グループを結成する。 依頼人のリュ(呂)、 白血病患者のネットコミュニティの管理人のリウ・スーフェイ(劉思慧)、 リウ牧師(劉牧師)、 不良少年のボン・ハオ(彭浩)が加わり、 事業はさらに大きく拡大していく。 しかし、 警察に目をつけられ始め、 いったんはグループを解散したチョン・ヨン(程勇)たちだったが、 薬を絶たれた患者たちの悲痛な叫びに決意を固める。 患者の負担を軽くするため仕入れ値以下の価格で薬を売り、 あえて危険な仕事を続ける彼に待ち受ける結末とは・・・。

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