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2018年に実際に起きた事故を実写映画化2作品が連続公開!『フライト・キャプテン』&『THE CAVE』

実際に起きた衝撃の事件や事故を実写映画化することはよくあること。ニュースを見ているだけではわからない、事件や事故の背景に見え隠れする様々な人間関係や事故原因など、映画だからこそよくわかることも多いのではないだろうか?

しかし、元となった事件や事故そのものがだいぶ昔であったりすると、興味は薄れてしまうのも事実。そんな中、つい2年前の2018年に実際に起きた事故を実写映画化した2作品が連続公開される。

 

10月2日(金)公開 『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』

2018年5月14日。重慶市からラサに向かう四川航空3U8633便が、1万メートルの高空を飛行中に操縦室のフロントガラスが破損したことにより墜落の危機に陥る。そんな極限状態の中、乗客を守り抜いた機長やクルーたちの活躍を描く、中国版「ハドソン川の奇跡」と称された2018年に中国で起きた飛行機事故を『マンハント』のチャン・ハンユー主演×『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ監督で映画化。

高度1万メートルで操縦不可能となった絶体絶命の状況下で乗客の命を守るため、酸素マスクを装着しながら懸命に操縦を続けるリュー機長やクルーたち。飛行機のフロントガラスにひびが入り、副操縦士が窓の外に投げ出される衝撃のシーンや、酸素マスクを付け激しい揺れに耐える乗客たちの姿も収められ、実際にあった飛行機事故の様子が臨場感たっぷりに再現されている。地上1万メートル、氷点下30度、巨大な乱気流の中で一体何が起こったのか?リュー機長とクルーたちはどのようにして119名の乗客の命を守ったのか?中国本土で興行収入450億円を突破するメガ・ヒットとなった。


11月13日(金)公開 『THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間』

世界中が固唾をのんで見守った、あの洞窟遭難事故から2年---。2018年タイ・チェンライの洞窟に立ち寄った地元サッカーチームの少年12人とコーチは、豪雨による急な増水で洞窟の奥深くに閉じ込められてしまう。各国から集まったケイブ・ダイバーと遭難救助の専門家たちによる決死の救出劇が、早くも映画化!

「救助は100%不可能」と言われながらも、事故発生から18日目に奇跡的に生還した救出劇の裏には何があったのか?洞窟内は複数の箇所で完全に水没。穴の高さが1メートルにも満たない場所すらある過酷な状況での前代未聞の救出作戦は、困難を極めた。高度な技術を有するダイバーですら命を失いかねない洞窟ダイビングが強いられるなか、どうやってダイビングの経験すらない少年たちを救出するのか…。報道では決して目にすることが出来なかった増水し危険な洞窟内部の映像と、ダイバーたちによる命がけの救助の一部始終が描かれる。


空軍や警察も出動し旅客機の救助を試みるが、操縦不能となった旅客機の前には巨大な乱気流が現れる―。絶体絶命の状況下で乗客を守るため、懸命に職務にあたるクルー達。衝撃の映像に手に汗握るスカイ・パニック・アクション『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』(10/2公開)と、生存が絶望視される中、生き抜こうという強い意志を持ち続けた少年たちと、最後まで救出を諦めなかった専門家や世界各国から集まったダイバー、そして7000人を超すボランティアスタッフの力が一つとなり生まれた奇跡を描く感動作『THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間』(11/13公開)。

是非、当時のニュースを思い出しながら劇場で再度固唾を飲んで見守ってほしい。

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