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ベトナムカフェCafe Bambooが池袋にオープン

   

9月12日、池袋サンシャイン裏にあるIKE-SUN PARK内にベトナムコーヒーとバインミーを提供するスタンドタイプのカフェ、Cafe Bambooがオープン。 ベトナム提携農園から直接仕入れた豆を使用したベトナムコーヒーと、現地のサクサク感のある味を再現したバインミーを楽しむことが出来る。

ベトナムカフェCafe Bamboo公式サイト:http://cafebamboo.mystrikingly.com/



ベトナムコーヒーの歴史

ベトナムはかつてフランスに統治されてきた。 当時ヨーロッパの一部地域でロブスター種という豆の品種が流行っており、ベトナムの気候がロブスター種の栽培に適していたことからロブスター種の栽培が始まったそう。
栽培される豆のほんとんどはヨーロッパに輸出されており、もともと甘党であったベトナム人にとってロブスター種は苦すぎて飲めず、ベトナムで広く飲まれているシントー(フルーツとコンデンスミルクを混ぜたスムージーのような飲み物)からヒントを得て、コンデンスミルクを入れて飲んだことが今のベトナムコーヒーの原型になったと言われてる。



バインミーとコーヒー

近年、 日本でもバインミー専門店ができるなど徐々に認知度が高まっているバインミーだが、バインミーもまたフランスに統治されていた当時の影響を大きく受けている。フランス統治時代、フランス人がベトナム国内でパンの製造を試み、 ベトナムはお米の国であることから小麦粉よりも米粉のほうが入手しやすかったこともあり、小麦粉にパン粉を混ぜ焼いたものがバインミーの原型となった。そのため、どことなくフランスパンに似ているのはそのためだ。

もともとバインミーはパンを意味する言葉でしたが、 パンにレバーペーストを塗り肉や魚、 野菜、 卵などを挟んで食べるようになり、 それがバインミーとして日本に伝わった。バインミーはベトナム国内ではファーストフードとして各地で食べることができ、 バインミーとベトナムコーヒーという組み合わせは非常にポピュラーな食べ方だそう。Cafe Bambooではベトナムコーヒーとバインミーをセットで提供することを決め、ベトナム出身シェフに協力いただきバインミーを開発した。

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