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【いま!こそ再読】「仮面」チュ・ジフン「ユーモアを増やして欲しいとお願いした」#1

「仮面」のBSJAPAN放送スタートを記念し、今回の「いま!こそ再読」では「仮面」出演俳優陣のインタビューを再掲載。ぜひ、ドラマと併せてお楽しみください!

★BSJAPAN「仮面」サイト

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第1回
第2回

★「仮面」作品公式サイト





●このドラマの出演をオファーされた時のご感想とまた台本を読んだ時のお気持ちをお聞かせ下さい。


オファーをもらった時より、プ・サンチョル監督とお会いした時の方が興味を感じました。プ・サンチョル監督はユーモア溢れる方で人の気持ちを楽にしてくれる人なんです。なので、監督が作品をうまく進めて、リードしてくれるだろうと思いました。
あと、初めて台本をもらった時は、1人で読むというより周りの人たちと共有しました。多くの人が面白いと言ってくれて。
「こういうところが面白い」といったふうに様々な意見をもらえたので「大丈夫だな」と思いました。


●チェ・ミヌという役柄について教えて下さい。

僕が演じたチェ・ミヌは、ある企業の後継者です。そして、幼い頃に母を亡くして家庭の事情で水に対してのトラウマがあって、更に強迫観念もあるし、潔癖症でもあるし、精神的に多少問題がある。そういうキャラクターです。








●ドラマでは、潔癖症で人格障害、記憶障害、そういう様々なシーンで出てきますよね。そんな複雑な役を演じる際に気を使った面はありますか?


彼はいろいろな障害があるのですが...何て言えばいいんですかね...彼の障害は、あまり規則性のある発現をしません。同じ状況なのに、このシークエンスでは発現するが、このシーケンスでは発現されない。ドラマ全体の内容上、仕方の無いことなんですけどね。最初は、そういうことに悩んでました。でも、しまいには諦めました(笑)。シーケンスに合う状況に適して使われるんだなぁと思いました。




●様々な問題を抱えたチェ・ミヌという人物を演じるにあたり、ブ・ソンチョル監督やチェ・ホチョル作家からアドバイスや要望はありましたか?

監督には初めて会った時から一貫して、ミヌが少年みたいであってほしいと言われていました。
彼は、30歳で会社では本部長を務める役ですが、成長期の純粋な少年のような姿を出して欲しいと言われました。台本でもユーモアのあるシーンがあったのですが、あまり堅苦しい感じにしたくなかったので、僕からもユーモアのあるシーンを増やして欲しいとお願いをしましたね。







●契約結婚して愛し始めるという、韓国ドラマではよくある設定ですが、でも、チュ・ジフンさんとスエさんが演じると視聴者がハマって興味を持ちました。演技の呼吸もぴったりでしたし、スエさんとのご共演の感想をお聞かせ下さい。

実際にスエさんとは親しくなりました。何と言うか・・・台本に書いてないけれど息が合った部分があったと思います。そういう点では、スエさんにとても感謝し、有り難く思っています。僕は年下だし後輩なのに、スエさんが合わせてくれました。そういったスエさんの配慮があったので、セリフがないシーンでもお互いの気持ちがカメラに収められ、視聴者の皆さんにも伝わったのだと思います。




●ミヌは、幼少期のトラウマに苦しめられ、人格が変わったと言えますよね。ウナと結婚してからは、少しづつ変化が見られますが、そういった変化していくのを演じるのは難しいと思いますがいかがでしたか?

難しいですよ。でも...いろいろやってみましたが、それで実は俳優個人の性格の差、性向の差...物事と人物を見る観点の話になりますが。いつも難しくて、当たり前のように感じます。"すごく難しい"とは思いません。ただ来るものが来た、うん...いつも...またかと(笑)。今回だけじゃなく、新しい役にチャレンジする度にすごいプレッシャーです。どんな作品に出演してもいつも思う事なので、当たり前だと思うようにしてます。(笑)




第2回につづきます。


★「仮面」予告編★





チュ・ジフンスタジオカット: Kim Hee Jin(STUDIO ZIP)
cSBS


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