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シネマートで今やってます。vol.17 『第3の愛』

こんにちは。エスピーオー宣伝スタッフYです。
今回はシネマート新宿、シネマート心斎橋にて好評公開中の『第3の愛』レビューです。



【STORY】
大財閥の御曹司リン・チージョン(ソン・スンホン)は、飛行機のなかで号泣する美しい女性ゾウ・ユー(リウ・イーフェイ)に遭遇。数日後、彼の元に抗議にやってきた来訪者は偶然にもゾウ・ユーだった。さらに別の日、建設作業員の労災金を巡る騒動で担当弁護士として会社へやってきた彼女と再会...。奇跡の出会いを経て、互いの距離は近づき、やがて激しい恋におちる。「君と永遠に一緒にいたい」と囁くチージョンと、「今 一緒にいられればそれでいい」とためらうユー。様々な困難に見舞われ、岐路に立たされた二人の愛の行方は...。


この作品は『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督と、常に第一線で活躍し続けてきた韓流トップスター、ソン・スンホンの描く、大人のラブストーリーです。一言で言うと、とにかく美しい映画でした。ヒロイン役を演じたリウ・イーフェイも知的な弁護士役を透明感のある凛とした美しさで好演していましたし、ソン・スンホンもとにかく美しかった。本当に絵に描いたような御曹司の役ですが、やはりソン・スンホン、そこは彼だからこその魅力を魅せてくれていました。彼の持つ大人の純粋さや真っ直ぐさがこの作品でも、美しいラブストーリーに素敵な彩を添えたのではないでしょうか。



出会いは飛行機のファーストクラス。いかにも御曹司との出会いにありがちなシチュエーションではありますが、その演出は胸キュンの王道という感じで、ソン・スンホン演じるリン・チージョンの優しげな眼差しに私は最初からやられてしまいました。それと同時に、ヒロインのゾウ・ユーを演じるリウ・イーフェイの魅力にチージョンと同様に惹き込まれていきました。その後、妹の失恋相手と思い込みチージョンの会社に乗り込んでの再会。チージョンの会社の顧問弁護士となるなど、何度もの出会いを繰り返し、2人の距離は徐々に近づいていきます。完全にゾウ・ユーを好きになってしまったチージョンの再三の告白やアプローチにも、ゾウ・ユーは愛に臆病で拒み続けながらも意識していくようになります。



この、ゾウ・ユーがチージョンの気持ちを受け入れるシーンは、印象に残るシーンでした。ゾウ・ユーが自身のチージョンを求める気持ちを認めた時のシーン、2人が結ばれた北京の街でのシーン、そして最後の場面での2人のシーン、それらを美しくそして自然に描いていた、イ・ジェハン監督。『私の頭の中の消しゴム』や『サヨナライツカ』など、ラブストーリーを美しく描くことにかけては天才的だなと改めて感じました。
原作が中国で1千万人以上の読者を泣かせたベストセラーとのことでストーリーとしても良かったのですが、監督の演出力にも魅せられた作品でした。



また、実際は10歳以上歳の差がある2人ですが、ソン・スンホンが若々しいのか、リウ・イーフェイが歳の差を埋めるほどの存在感があるのか、さほど離れているようには見えなくなるほどでした。この映画の後、現実でも恋人関係になったと公表した2人。惹かれあうのも無理はなかったのかもしれません。



ソン・スンホンの一途で真っ直ぐな御曹司役。大人の色気も魅せつつ、本当に魅力的に演じられていました。現在放送中のイ・ヨンエとの共演ドラマ「師任堂(サイムダン)、色の日記」では、結ばれないとわかっていながらも一人の女性(イ・ヨンエ)をひたすら一途に想い続ける役どころなので、本当に彼にはそういった一途な役が似合うんだなと改めて感じました。



ソン・スンホンのファンの方にも、きっと満足していただける作品だと思いますが、私がこの映画を一番おすすめしたいのは、最近、少しお疲れ気味の方でしょうか。

美しくて切ない、この素敵なラブストーリーは疲れた心をきっと癒してくれるはずです。


『第3の愛』はシネマート新宿シネマート心斎橋ほか全国にて公開中。



【CAST&STAFF】
監督:イ・ジェハン『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』
出演:ソン・スンホン『情愛中毒』『ゴースト もう一度抱きしめたい』、
リウ・イーフェイ『ザ・レジェンド』『ドラゴン・キングダム』、モン・ジア、オウ・ハンシェン、ジェジー・ジャン
原題:第三種愛情 英題:The Third Way of Love  2016年/中国/113分/中国語   
配給:ツイン 協力:バップ
daisan-ai.com


エスピーオー宣伝スタッフY
韓国映画・韓国ドラマを好きになってから15年以上。
時代劇からラブコメディまでジャンル問わず全般的に観ている。

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