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【インタビュー】韓国版「のだめカンタービレ」パク・ボゴム #3「本当に「この人じゃなきゃだめだ」と思ったら、絶対に諦めません。」

いまをときめくトップスターのブレイク前の貴重なインタビューをお届けしていきます! ブレイク前の彼らから意外な素顔が見えるかも? 今回は主演作「雲が描いた月明かり」「応答せよ1988」が大ヒット、パク・ボゴムさん。「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」の時のインタビューを3回に渡ってお届けします! (このインタビューは2014年12月に実施されたものです。)


パク・ボゴム
©二ノ宮知子/講談社 ©2014 Group8 & SPO All Rights Reserved.

ー ネイルに対するユヌの気持ちは視聴者を切なくさせましたが、もし、このような三角関係(片思い)になった場合ボゴムさんはユヌのように自分の気持ちを素直に相手に伝えますか?

本当に「この人じゃなきゃだめだ」と思ったら、絶対に諦めません。でも、その人がネイルのように心を閉ざしてしまったら、諦めるしかないですよね。「この人じゃなきゃ!」と思える人なら、ユヌのように積極的にアプローチしなくちゃ。とにかく、相手が僕に好意を持ってくれるよう、その人に良く見られようと積極的に努力すると思います。

ー ユヌがネイルを好きになった理由は何だと思いますか?そのようなネイルのような女性がボゴムさんはどう思いますか?

たぶん、ユヌが音楽に対する気持ちが落ち込んだ時、誰よりも音楽を愛して、上手になりたいと努力するネイルの姿を見た時、ユヌがネイルに惹かれたんだと思います。ネイルのような女性は......、そうですね。僕も好きになるかもしれないですね。家をごみ屋敷みたいにしていますが、それも治せる部分ですし(笑)。すごく明るくて良い人じゃないですか。僕は、ネイルみたいな女性も良いと思います。僕に心を閉ざしさえしなければ(笑)。


ー チュウォンさんが演じるチャ・ユジンとは色んな面でライバルであり、対立する存在ですが、それによって結果的にはお互いを高め合うことになります。ユヌを演じたボゴムさんから見てチャ・ユジンという人物の魅力は?

すごく頭が良くて、率直な姿も魅力的だったと思いますが、一番の魅力は、見た目は刺々しくてふてぶてしくてシニカルなのに実は心の中で相手のこと深く考えて、気配りをしてくれて少し脆い、そんな姿がかっこよかったと思います。同じ男性として見ても、すごく魅力的な人物だったと思います。そんな面にユヌも惹かれて、後半部にはユジンを追いかけまわしていたんだと思います(笑)。

ー このドラマはボゴムさんにとってどのような作品として位置づけされると思いますか?

宝箱みたいな作品になると思います。先日も、番組終了の感想として"宝箱"と表現したんですが、すごく大切でたくさんのことを学べた作品だったので、これからもずっと大切にしていきたい作品だったと思います。演技面でもたくさん学びましたし、こんなに多くの同年代の俳優たちと初めて共演したので一緒に楽しく話もできましたし、すごく良い方々に出会えたと思います。

ー ボゴムさんの作品を選ぶ基準は?

僕はまだ、"作品を選ぶ"という立場ではないと思います。うまく演じて、うまく表現することができたらいいなと思いながら作品に臨んでいます。(作品、キャラクターを)僕にプレゼントしてもらえるのであって、「これ演じてみようかな」「これは、あんまりだな」、そんなスタイルではありません。僕のことを信じて任せてくれること自体に、とても感謝しています。

ー 日本の漫画の中で好きな作品はありますか?

『クロサギ』『ドラゴン桜』『野ブタ。をプロデュース』『プロポーズ大作戦』などが好きです。全部ドラマ化された作品ですよね?日本の漫画はあまり読む機会がなくてそこまでたくさん読んだことはないんですが、ドラマは好きでたくさん見ました!最近読んだ漫画はなんだったかな......『ガラスの仮面』だ。日本の漫画は、人をときめかせる要素が多い気がします。人物をすごく魅力的に描いていて、男性が男性キャラクターを見ても惹かれてしまうような......僕もそんな感性があるんでしょうかね(笑)。

パク・ボゴムとチュウォン
©二ノ宮知子/講談社 ©2014 Group8 & SPO All Rights Reserved.

ー 2011年にデビューしてからもうすぐ3年目になりますが、今後の目標や描いてる俳優像について。

モデルに何を着せてもかっこよく着こなすように、僕もどんなキャラクターを演じてもうまく、自然に表現できるような、そんな俳優になりたいです。「パク・ボゴムって、人の心を動かして、感動させる俳優だね」「あの俳優が演じたら、心が温かくなって感動する」、そんなふうに言われる俳優になりたいです。

どんな俳優の方も同じだと思いますが、"信じて見られる俳優"になりたいです。そんな俳優になるにはどれだけ大変で難しいか......そこまでに達するまでにたくさんのことを経験しなければいけませんが、いつかはたくさんの人々にとって良い影響力を持つ俳優になりたいです。

僕にとっては、すべての先輩方が僕のロールモデルだと思います。だから、それぞれが持つ良い所をひとつずつ僕が全部集めたいです(笑)。僕も僕のこれからの日々に期待していますし、今のこの気持ちを変わらずに持ち続けたいです。いつか、"俳優パク・ボゴム"ではなく"人間パク・ボゴム"として「あの人は本当に真心がこもっていてまっすぐな人だね」と言われるような人になれたらうれしいです。

ー 俳優として演じる時に一番こだわってることは何でしょうか。

俳優だったら皆さん同じだと思いますが、「うまく表現したい」という思いが強いと思います。「僕がこのキャラクターになりきりたい」という思いです。「視聴者の方々が見た時、『すごくうまく表現したね』『演技が素晴らしいね』という言葉を聞きたい」という心構えで、演技に臨んでいます。

ー 日本の視聴者たちにドラマの見どころをメッセージをお願いします。

まずは、僕がこんなふうにインタビューしていただけたということ自体が光栄です。日本にはこれまで2回しか行けませんでしたが、こうしてたくさんの応援と関心をお寄せくださって、本当に感謝しています。本作は、原作『のだめカンタービレ』とはまた違った、ひと味違った魅力があります。原作がとても人気を集めて愛された作品だったので、比較されるのは当然だと思います。

でも、原作は一度忘れて、『のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ』というひとつの作品だと新たな気持ちでご覧いただいたら、きっと楽しんでいただけると思います。人物ごとに成長する姿が繊細に描かれています。ネイルもユジンもユヌも、怪我をしたりトラウマを克服したり、そういう部分がきめ細かく描かれているので、そんな点も見どころのひとつだと思います。

一番大きな魅力は、この作品は映像がとても美しいです。どの瞬間を静止して見ても季節感が見えて本当にきれいで、「あぁ、韓国ってこんな景色なんだな」「韓国の自然ってこうなんだな」というのを味わえるので、それがとても大きな魅力だと思います。そして、人物それぞれのスタイリングも素敵なので、見逃さずにチェックしてほしいです。


「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」
「のだめ」DVDジャケット
<シンプルBOX 5,000円シリーズ>DVD-BOX1・2発売中 各5,000円+税

原作:二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(講談社「KC Kiss」所収)
発売元:エスピーオー、フジテレビ/販売元:エスピーオー 
©二ノ宮知子/講談社 ©2014 Group8 & SPO All Rights Reserved.
シンプルBOX 公式サイト:https://www.cinemart.co.jp/simple/

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