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映画『サッパルー!街を騒がす幽霊が元カノだった件』公開直前記念!裏タイフェス~幽体離脱でイサーン体験♡~


イベントフライヤー 表・裏

いよいよ9月26日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開となる異色の映画『サッパルー!街を騒がす幽霊が元カノだった件』ですが、なんと公開直前の9月25日(木)に、映画が生まれた地・タイ東北部のイサーン地方を体験できる特殊イベント、その名も映画『サッパルー!街を騒がす幽霊が元カノだった件』公開直前記念!裏タイフェス~幽体離脱でイサーン体験♡~が東京のLOFT9 Shibuyaにて実施されることが決定いたしました。幽霊と共に生きるイサーン地方を舞台にした本作を300%楽しむため、いや、むしろ映画を飛び越え純粋にイサーン地方の異文化だけを楽しみ尽くすため、一日限りの特別に様子のおかしいイベントが爆誕っ!

「タイの呪術と葬儀」について名城大学の津村文彦教授、そして「幽霊とピーの歴史文化学」(※ピー=精霊)については二松学舎大学の小山聡子教授にお話を伺うスペシャル・トーク。さらに高田馬場や渋谷PARCOに店を構えるゲンキニナレル獣肉酒家「米とサーカス」からはイサーン地方でもおなじみの昆虫食をテーマにしたメニューの先行試食販売会、「中西怪奇菓子工房。」からは映画に因んで悪霊を寄せつけないと言い伝えられるホーリーバジルを使用したお菓子“幽体離脱セット”の先行販売、ミックスCD“イサーンの風”もリリースするゲストDJ「KO MEG」&赤羽のイサーン音楽専門店「ISAN’S」によるイサーン音楽DJと物販、さらには本作の監督ティティ・シーヌアンからのスペシャルメッセージ動画まで盛りだくさんの内容!そして来場者には限定100枚ここでしか手に入らない“キラキラ幽体離脱ステッカー”もプレゼント!タイの東北部イサーン地方独自の儀式や、方言、文化をベースに制作され瞬く間に口コミでその魅力が広がり30憶円越えの特大ヒットを記録した奇跡の一作を、丸ごと味わうための公開直前一日限りの様子のおかしなイベントが実施されます!


来場者プレゼント:キラキラ幽体離脱ステッカー

■イベント概要

イベント名: 映画『サッパルー!街を騒がす幽霊が元カノだった件』公開直前記念!裏タイフェス~幽体離脱でイサーン体験♡~
実施日時: 2025年9月25日(木) open 18:00 / close 22:00
実施場所: LOFT9 Shibuya 【東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 1F】
料金: 1,000円(+ドリンク代)
注意事項: ※入場は先着順になります。 ※満席の際はご入場をお断りする場合もございます。
※映画本編の上映はございません。 ※マスコミ取材や写真撮影が入ります。

 

■イベント出演者/出店プロフィール

津村文彦
文化人類学者。名城大学教授。タイ東北部に滞在し、呪術師モータムに弟子入りしながら人々の宗教生活を調査。ピーと呼ばれる精霊信仰と呪術師の宗教実践、息吹きかけ治療などの伝統医療、呪術イレズミ(サックヤン)を研究。著書に『東北タイにおける呪術師と精霊の文化人類学』(めこん)など。ムーピンとカウニャオが大好物。

小山聡子
二松学舎大学文学部教授。専門は日本宗教史。歴史学の面から、幽霊やモノノケ、鬼の研究をしている。単著に『もののけの日本史』(中公新書)、『鬼と日本人の歴史』(ちくまプリマー新書)、共編著に『幽霊の歴史文化学』(思文閣出版)などがある。今年9月7日にシンポジウム「幽霊の歴史文化学―幽霊大国タイからの報告」を開催する。

米とサーカス
高田馬場・渋谷PARCOで展開する鳥獣虫居酒屋。
鹿・猪・熊などのジビエやコオロギ・タガメ・バッタなどの昆虫料理のほか、珍しい水生生物や希少な肉類などをユニークな調理で提供。映画やゲーム、漫画とのコラボ実績やメディア出演も多数。食の冒険が楽しめる、唯一無二の“体験型飲食店”。

中西怪奇菓子工房。
指クッキーや目玉ゼリーなど、ホラーでリアル、だけどどこかかわいいお菓子を作る怪奇菓子店「中西怪奇菓子工房。」ウェブストアでの一般販売に加え自動販売機でも商品を展開中。また、映画とのコラボ作品の制作や、劇中小道具としての怪奇菓子提供など、多方面で活動している。

ISAN‘S
アメリカ留学中にクラスメイトだったタイの友人と出会い漠然とタイという国に興味を持つ。20年前にその友人を頼って、初めてのタイ旅行を経験。その際に自分自身への土産としてイサーン音楽のレコードを購入したのがタイ音楽(特にモーラム、ルークトゥン)にハマったキッカケとなる。その後はバンコク、イサーン地方、チェンマイなどを訪れては各地の屋台料理に舌鼓を打ちつつもレコード、カセットテープをひたすら掘る。2019年12月に念願だったタイ音楽専門店 “ISAN’S” を東京北区赤羽にて開店。

KO MEG (よみ:こーめぐ)
タイ音楽や文化にハマりバンコクへ移住。コロナ禍に帰国するまで約3年間タイ各地でレコードを掘り続け、タイ語会話だけでなく読み書きもできるようになった「タイ人みたいな日本人」としてタイと日本を行き来しながらDJ活動している。作品としてタイレコードを収録したMIX CDとタイでの暮らしを綴ったエッセイ集「チョープムアンタイ/自分をさがしてタイに生きてます」「イサーンの風」がある。

 

■作品概要

会いたくて❤幽体離脱。
タイ東北部のイサーン地方。霊の存在を信じるこの土地で、妊婦バイカーオの亡霊を目撃する住人が多数あらわれる。しかし、同じ街に住む元カレのシアンのもとには一向に姿を現さない…。どうしてもバイカーオに会って話がしたいシアンは、街でただ一人の葬儀屋のもとを訪れ、幽体離脱の術を伝授してくれと頼み込む。霊体になってバイカーオのいる死者の世界(マルチバース)へ向かおうというのだ!老い先の短さを自覚している葬儀屋は、息子と共にこの街の葬儀屋を継ぐことを条件に指南を開始するのだが――。街を騒がす元カノの本当の目的とは一体!?

亡霊となった元カノのため、いざ死霊の世界(マルチバース)へ!?
監督は、本作を含む独自の世界観を描いたタイバーン・ユニバースで一躍その名を知られることとなったティティ・シーヌアン。第19回大阪アジアン映画祭では監督・キャスト揃って来日し、「幽霊はマイフレンド」との監督の発言が会場を沸かせたことも記憶に新しい。ホラー、マルチバース、ドラマ、コメディと様々な要素が絡み合いながら生み出される独特の高揚感で、小規模上映から全国へ拡大して異例の大ヒットを記録した本作。舞台となるイサーンはタイの東北部にある地方。「撮影中もずっと霊の存在と共にあった」、というくらい霊との共存が当たり前に受け入れられているその地域で、現代では見られない独自の儀式、方言、文化をベースに制作され、本国で大きな注目を浴びた。異色の作品であるにも関わらず、口コミでその魅力が広まり興行収入はなんと7億バーツ、日本円にして30億円越えの特大ヒットを記録!タイの2023年の興行収入ランキングで堂々の一位に輝いた奇跡の作品だ。

『サッパルー!街を騒がす幽霊が元カノだった件』
9月26日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

監督・脚本:ティティ・シーヌアン
出演:チャーチャイ・チンナシリ、ナルポン・ヤイイム、アチャリヤー・シータ、スティダー・ブアティック、ナタウット・セーンヤブット

英題:The Undertaker 原題:สัปเหร่อ 字幕翻訳:大沢晴美、ワイズ・インフィニティ 字幕監修:高杉美和 協力:大阪アジアン映画祭 後援:タイ国政府観光庁
配給:インターフィルム 【2023年/タイ/タイ語(イサーン語)/125分/2.39:1/5.1ch/DCP】
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