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最新中国ドラマ|話題を集めるレオ・ロー×バイ・ルー「長月燼明(原題)」のデータ分析が発表に

引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「罗云熙白鹿《长月烬明》话题性强劲|待播剧数据先鉴」


「長月燼明(原題)」キービジュアル

中国での市場分析を展開する影視観察(datawin)は、放送待機中のお勧め作品として、この程「長月燼明(原題)」のデータ分析と解説などを発表した。

「長月燼明」は、魔神・澹台燼から世界を救うため、仙門の弟子・黎蘇蘇が500年前にタイムスリップし、魔界に落ちる前の澹台燼と出会うことから物語が展開していくファンタジー時代劇。魔神・澹台燼をレオ・ロー(羅雲熙)、そしてヒロインの黎蘇蘇バイ・ルー(白鹿)が演じており、ファンを中心にネット上でも様々な話題が展開されている注目作だ。

この作品の注目点としては、「オオカミ君王とひつじ女王」で共演したレオ・ロー&バイ・ルーが、時代劇で再共演となったという主演キャストへの期待値と人気度が高いことと、他にも「リミット・ラブ~命短し恋せよオトメ!~」で注目のドン・ウェイ(鄧為)、『左耳』のチェン・ドゥリン(陳都霊)、SNH48のスン・ジェンニー(孫珍妮)、「鳳凰の飛翔」のゴン・イェティン(耿業庭)といった人気・実力共に兼ね備えたキャストの出演する点などが、影響を与える要素となっている。

また、“悪魔”“修真者”という仙侠作品ならではキャラ設定や、転生、相愛相殺(愛し合う者同士が傷つけあうこと)といった演出も人気の高いポイントに。制作チームに関しては、「神雕侠侶」「水滸伝」「岳飛伝-THE LAST HERO-」『孫文の義士団』など、アクションや武侠作品などを数多く手掛けてきたジュ・ジャオリャン(鞠覚亮)監督への評価が非常に高くなっている。

データ分析の詳細を見てみると、視聴者層は、性別分布は女性が圧倒的に多くなっており、年齢層では20~29歳という結果に。主にSNS、ネットなどで情報を得ることが多い層から興味関心を持たれる傾向がより高い作品といえそうだ。

翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。

 

 

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