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10月14日、「My Tooth Your Loveラブリー・クリニック」のプレミア上映記者会見が行われ、監督のジャン・ルイジー（姜瑞智）をはじめ、アンディ・ウー（呉岳擎）、ジン・ユー（余晉）、アレックス・チョウ（周予天）、マイケル・チャン（張豊豪）、エスター・ホアン（黃瀞怡）、キム・ジェフン（金在勳）、チェン・ウェイイエ（鄭湋曄）、ホン・チエン（虹茜）、チェン・シンツー（鄭心慈）が登壇した。

オープニングは、シンガー・ソングライターのジアン・ジエンユー （江健榆）がエンディング曲「一直到」を披露。続いて未公開ハイライトシーンが上映されると、虫歯ができそうなほど糖度の高い甘い映像で、会場をロマンチックな雰囲気に包み込んだ。

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歯科の診療台に座ったときの複雑な心境を、止められない恋心に喩えた斬新な設定の下、主演のアンディ・ウーとジン・ユーは、それぞれ歯科医恐怖症の白朗と歯科医の晋循安を演じる。ジン・ユーは「白朗と同じように、できる限り先延ばしにしています」と、プライベートではむしろ自分のほうが歯医者嫌いだと明かした。一方、毎晩ぬいぐるみに囲まれて寝る白朗を演じたアンディ・ウーは、それらに一つ一つ名前を付けていたことを明かした。

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また上映中、ずっと手を握り合っていたという二人は、「劇中の恋愛感情はリアルなもので、撮影が終わっても役から抜け出せません」と声を揃える。そして「映像を見た後、目尻に涙がにじみました。僕の循安を演じたジン・ユー、ありがとう」、「アンディ以外の誰かが演じる白朗はもう考えられません」と、互いの演技をたたえ合った。

ビストロの店長アレックス（周程郝）と家出少年のRJ（何青畑）、「郝畑CP」を演じるのは、アレックス・チョウとマイケル・チャン。監督は、彼らをじっくりと観察し、本人たちの特性を役柄に反映させたという。そのため、米国留学経験があるアレックス・チョウには、英語のせりふを多く取り入れた。

マイケル・チャンは「今は少し慎み深くなりましたが、RJは以前の自分に似ています」としながらも、「叛逆的な演技はとても難しかったです。両親と喧嘩したり、強引な態度に出たり、初対面のアレックスとキスしたり……」とこぼした。演技経験が比較的豊富なマイケルは、本来の性格とは異なる面にも挑む必要があったようだ。自身が壁ドンされたシーンを見たアレックス・チョウは、「僕たちは身長差があるので圧迫感が大きく、大画面を通してマイケルの支配力を感じました」と、驚きを示した。

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「安朗CP」に恋のきっかけを作った白朗の姉・白晴役のエスター・ホアンにとって、BL作品出演は今回が初めて。初共演のアンディ・ウーとは会った途端に打ち解け、撮影が終わった今でも互いに「姉弟」と呼び合う仲だという。食事やカラオケにもよく一緒に行くという二人は、「最初は姉弟二人だったのですが、酔ったら介抱役が必要なので、最近はジン・ユーも加わって3人になりました」と明かした。

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もう一つの注目ポイントは、韓国人のキム・ジェフンが、「安朗CP」と三角関係になる役として出演すること。キム・ジェフンは「アレックスとRJとは共演シーンがなかったので、初めて大画面で二人の演技を見て、どうしてこんなにかっこいいのかと驚きました」と話した。

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監督のジャン・ルイジーをはじめ、「We Best Love」シリーズのメインスタッフが再びタッグを組んだ「My Tooth Your Loveラブリー・クリニック」は、ビデオマーケット、Rakuten TVで、毎週金曜夜9時に最新話配信中。1話30分、全12話。

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翻訳・編集：二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年５月、張克柔（字幕翻訳家・通訳者）との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前　台湾華語リーディング』（三修社）を上梓。