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【中国時代劇トリビア】第82回 女傅ってどんな役職?|「ハンシュク~皇帝の女傅」より

中国ドラマを観ていて、あれ、これ…なんかちょっと気になる~!? という小さな“なにか”を見つけてしまうことはありませんか? そんな中国ドラマに登場する、ちょっと気になる小さなアレ! をご紹介していきます。
今回はドラマ「ハンシュク~皇帝の女傅」の気になるアレを探ってみました!

女傅ってどんな役職?


「ハンシュク~皇帝の女傅」© 2015 東陽星瑞影視文化傳媒有限公司 & 創藝製作發行有限公司

女傅は後漢時代、皇帝や王族の子どもたちを教育する女性のことで、男性の役職でいうところの太傅に相当する役職になります。
 
ドラマのヒロインである班淑はフィクションの人物ですが、彼女の叔母で登場する曹大家は実在の人物。この曹大家こと、班昭(はんしょう)は、中国初の女性歴史家であり、漢代女流作家の第一人者に数えられる才女で、和帝が彼女を後宮に招き、皇后や女官の師範となったと言われています。

彼女が世に出した「女誡」は、婚期を迎えた自分の娘のために書き記した教訓書で、当時の知識人に広く歓迎され、中国の女訓書の原型ともいうべきものとなったことで知られています。曹大家という呼び名は、彼女が曹世叔に嫁いでいることから、尊称として“曹大家”が用いられたそうです。

翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。

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