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【最新ドラマin中国】新年幸先の良いスタートとなったのは…ジン・チェン&ワン・ズーイー主演「不会恋愛的我们」ほか

引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧剧周报6| 《人世间》《一闪一闪亮星星》领跑,节后大众与垂直市场齐升」


中国で市場分析を展開する德塔文科技による影視観察(datawinfilmtv)データより、2022年第6周(02.05-02.11)のドラマ景気指数TOP10にランキングしたドラマを、ピックアップ! 第6週の調査で人気を獲得したドラマカテゴリーは、1位現代ドラマ、2位年代劇、3位時代劇という結果に。(以下ドラマ表記名は全て原題)

6週は合計26本の新ドラマが放送され、その内の上位10作品はいずれも成績好調、テーマもバラエティに富んでいる。こうした視聴動向の上昇には、コロナウィルスの流行による行動制限、ホリデーシーズン、在宅時間の増加などの影響が考えられる。これらを踏まえると旧正月(春節)から本週までのテレビドラマ市場は、さまざまな種類の作品が、あらゆる視聴者層を幅広くカバーする傾向を示している。

6週は「人世間」「鄉村愛情14」などの家族向け作品に加え、ファンタジードラマ「一閃一閃亮星星」、サスペンスドラマ「江照黎明」も高評価を獲得。「一閃一閃亮星星」、「江照黎明」の2作品は、旧正月向けの作品という内容ではないのだが、ユニークで、視聴しやすい作品として口コミが広がり、人気も上昇をみせた。

   

新作市場動向をみると、新年幸先の良いスタートとなったのは、やはり現代ドラマのジャンル。ジン・チェン(金晨)&ワン・ズーイー(王子异)主演の「不会恋愛的我们」、ソン・ジア(宋佳)、ラレイナ・ソン(宋祖儿)出演の「盛装」、新年ドラマ「假日暖洋洋2」なども好調だった。

この他には、シュー・ジェンシー(徐正溪)&チャオ・シン(喬欣)主演の時代劇「嫣語賦」、冬季オリンピック関連ドラマの「冰雪之名」も注目を集めた。元宵節(2月15日)を過ぎても、新年ムードのゆっくりした雰囲気が残るうちは、テレビドラマ市場においては依然ピークシーズン。この間は時間差で新作がリリースされていき、ランキングにも継続して動きが見られるようになるだろう。


―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP1:現代ドラマ―
第1位 「不会恋愛的我们」
第2位 「盛装」
第3位 「昔有琉璃瓦」

このところ、若者向けのドラマ市場ではアイドルドラマの人気が回復。市場トップ作品の「不会恋愛的我们」と、チェン・ユーチー(陳鈺琪)&リン・イー(林一)主演作「昔有琉璃瓦」のうち、「不会恋愛的我们」は本週放送開始からブームが急速に高まり、現代ドラマジャンルで見事1位を獲得した。主演を飾るジン・チェン&ワン・ズーイーの組み合わせも新鮮で、2人のケミストリー効果は非常に目を引くものと評価されている。


―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP2:年代劇―
第1位 「人世間」
第2位 「流行之城」
第3位 「鉄拳英雄」

「人世間」は現在、新年の団欒風情を取り入れた最も質の高い年代劇で、世代的な視聴者が多いのと同時に、口コミでインターネットの視聴者にも浸透し続け、旧正月期間を通じて視聴成績の動きはより顕著になった。茅盾文学賞の受賞作を原作とした本作は年代劇でありつつ、家族の団結、相互寛容、愛への勇気、兄弟愛、成長などを描く。視聴者にイデオロギー的な衝突や嫌悪感を与えることもなく、近年市場で人気のある家族ドラマのモデルにも傾倒しており、ドラマと視聴者の親和性も高い。本格的な文学作品を原作としたテレビドラマの品質向上には進歩が見られ、今後も大いに期待が寄せられている。


―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP3:時代劇―
第1位「鏡双城」
第2位「嫣語賦」
第3位「瓦捨江湖」

リー・イーフォン(李易峰)主演のファンタジー時代劇「鏡双城」はヒットの要素が多く、ラブラインを含めて内容も豊富で、ファンタジーの設定に基づいたトピックなどにも注目が集まった。しかし残念ながら、旧正月休暇に家でドラマを見る視聴者の多くが時代劇の消費者グループではないこともあってか、今一歩の伸びに。今後の回復に期待!


翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。

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