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【最新ドラマin台湾】フェンディ・ファン&ワン・ジン共演『悲しみよりもっと悲しい物語』ドラマ版がNetflixで独占配信

ニュース提供元:Netflix(台湾)

『悲しみよりもっと悲しい物語』(原題:比悲傷更悲傷的故事)のドラマシリーズが、10月22日よりNetflixで独占配信されることがわかった。

出演は、ワン・ジン(王浄)、フェンディ・ファン(范少勳)、ワン・ポーチエ (王柏傑)、シャオ・ユーウェイ(邵雨薇)、イレブン・ヤオ(姚以緹)、フィガロ・ツェン(曾少宗)、ユエン・アイフェイ(袁艾菲)、バイ・ルンイン(白潤音)、マー・ニエンシエン(馬念先)、ツァイ・ジアイン(蔡嘉茵)ら。レコード会社の柏翰と安安が、人気歌手のアルバム制作のためにメイン楽曲を探し求めたことをきっかけに、Kとクリームの悲しくも心揺さぶる愛の物語が明かされる。全10話。

    

映画版では、高校時代とその後をそれぞれ別の俳優が演じたが、ドラマ版ではフェンディ・ファンとワン・ジンが全編を通してKとクリームを演じる。また映画版では描かれなかった二人のエピソードが加わるという。K役のフェンディは「高校や大学での生活ぶりや遊びに行ったりしたときのエピソードがたくさん盛り込まれている。映画とドラマは、過去と現在をつなぐようなもので、物語をより完全なものにした」と話す。例えばドラマ版では、クリームがKに対して暴力的な一面がある一因となった過去も描かれる。

クリームがKをめちゃくちゃに殴るシーンは、けんかしながらも惹かれ合うというユーモア感たっぷり。監督のシエ・ペイルー(謝沛如)でさえフェンディを殴るワン・ジンを見ると「毎回見てはつい笑ってしまった。フェンディはとても痛かったと思うけど、私は楽しかった」という。

お気に入りの女の子をいじめる男の子の性別が逆転したような二人のやりとりが、『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンとチャ・テヒョンを彷彿とさせるため、制作チームは当時ワン・ジンをこっそり「リトル・チョン・ジヒョン」と呼んでいたという。

また、「永遠の女子高生」とも呼ばれるワン・ジンは、本作で再び高校生の制服を着ることに。「もうすぐ台湾の全高校の制服をコンプリートできるんじゃないか」と関心を寄せるファンに向け、「できるだけ努力する」と笑って答えた。


クリーム役のワン・ジンは、学校シーンの撮影について「印象深いのはKを殴るシーン。アクション経験が少ない私に、フェンディは大きな安心感を与えてくれた。『ぼくらの後半戦』(原題:下半場)に出演した彼は、やっぱり体が丈夫で動作が機敏なので、避けるべきときは避けてくれる。彼の助けが大きかった」と話した。メイキング映像では、拳や学生鞄、ホウキでKを殴るだけでなく、地面に押し倒すなど、あらゆる方法でフェンディを殴るワン・ジンが見られる。

またワン・ジンは「Kをいじめるたび、少しずつ気持ちが変わっていったと思う。最初は『本当に憎い』から『そんなにきらいじゃないけど、からかいたい』になって、さらに『関心をひきたいから、からかう』になった。その感情の変化がかわいいと思う」と、役柄の心境の変化を説明した。

そんなクリームとKの関係が変わるのは、クリームがKの家に引っ越してからだ。陽明山の米軍宿舎に作られたドラマ版のKの家は、映画版を大きく上回るスケールとプロデューサーが太鼓判を押す。

ワン・ジンは「クリームがKの家に引っ越した初日、彼に言った『私たちは家族よ』というセリフに、私もフェンディも感動した。演技かプライベートかにかかわらず、より仲良くなれたと思う」とし、「制作チームは私たちがわかり合えるよう取り計らってくれた。それまではあまり思い切れていなかったけど、ダンスのシーンからだんだん息が合うようになり、そのシーンの映像を見てもっと好きになった」と、役柄以外でも二人の関係が変わったことを明かした。

一方、フェンディは「Kの家で撮影した当時、毎日朝から晩まで一緒にいて、たくさんの手間と時間を注いでクリームとの生活感を出した。お弁当を食べたり、セッティングを待ったり、一緒に涙が枯れるまで泣いたり、その過程で僕たちの関係はさらによくなって、役とともに成長していった」と話した。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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