Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

アジアドラマの処方箋#28|“ハラハラドキドキしたい!”ときは「驪妃(りひ)」がおすすめ!《前編》

        

前編「1つの事実と複数の真実〜サスペンス編」

最近の中国時代劇はサスペンス要素の強い作品が流行中。

そのため「王女未央-BIOU-」のスタッフが再集結した「驪妃(りひ)-The Song of Glory-」も、皇宮を舞台にした男女のドラマチックなラブストーリーだけでなく、先の読めない権力闘争のサスペンスが見どころとなっています。

特に、このドラマはある「事実」について、いくつもの「真実」が描かれていくのがポイント。

「事実」とは、実際に起こった客観的な出来事。
「真実」とは、その事実に対する主観的な解釈。

つまり、「事実」は一つでも、それを受け取る人の数だけ「真実」があると言っても過言ではないのです。
まずは、本作を面白くしている1つの「事実」に複数の「真実」が絡み合うサスペンス満載のストーリー設定を紹介しましょう。


<次のページ:彭城王は善人?悪人?>

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP