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ヴィック・チョウが初の獄中演技に挑戦!「逆局(原題)」予告編公開

動画配信プラットフォーム「iQIYI(愛奇芸)」が、台湾のチームと共に初の中国語オリジナルドラマ「逆局(原題)」(旧題「追凶者」より変更)を製作する。

1月13日、台北市内で開かれたキャスト発表会には、監督のジュアン・シュエンウェイ(荘絢維)とチェン・グワンジョン(陳冠仲)をはじめ、メインキャストのヴィック・チョウ(周瑜民)、リー・ミンシュン(李銘順)、ベルナート・チュウ(朱軒洋)、ツェン・ジンホア(曽敬驊)、テレサ・デイリー(紀培慧)らが出席したほか、チャン・ロンロン(張榕容)がヒロイン役を務めることが明かされた。また、名作『ゴッド・ギャンブラー2』で悪役を演じた京劇の巨匠ウー・シングオ(呉興国)の特別出演にも期待が集まる。

    

この日、初めて公開された予告編には、囚人服を着たヴィック・チョウの後ろ姿が映し出され、映画に匹敵する緊張感みなぎるアクションシーンが展開された。ヴィック・チョウは、無数の事件を解決する洞察力に優れた犯罪心理学者から受刑者へと転落する役を演じるという。

ヴィック・チョウは、異なる身分を演じることについて「それぞれ核となる考えがあり、脚本には役割ごとのグラデーションが巧みに描かれている。撮影中、役と一緒に成長した」とし、「不精ヒゲとだらしない様子が自分のプライベートに近いので、よりリアルに演じることができた」と、刑務所のシーンがお気に入りであることも明かした。

監督のジュアン・シュエンウェイとチェン・グワンジョンは、今回彼にオファーした最大の理由として「神秘的な資質があること」とし、彼のアドバイスによって脚本に厚みが出たと話した。

一方、警察署の紅一点を演じるチャン・ロンロンは、自身の役について「衝動的な面があるけれど、『女性版シャーロック・ホームズ』のようにロジカルに事件を解決するタイプ」とし、「タフな警察官に囲まれていると、自分もタフガイになった気がする。みんなも自分に対して容赦がない」と笑いを取った。

現場を和ませるムードメーカーだったのは、新人警官役のベルナート・チュウ。テレサ・デイリーは「彼とのシーンでは笑いをこらえるのが大変だった」と明かした。また、プライベートでチャン・ロンロンと長年の親友であるテレサ・デイリーは、今回初めての共演が叶い「うれしい」とも話した。ツェン・ジンホアは、どの俳優とも共演シーンがないという、謎の役を演じる。

本作は、映像・音楽を世界に向けて展開する動画配信プラットフォーム「iQIYI」の国際サイトで今年中に配信予定。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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