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【台湾エンタメ】台湾巨匠傑作選2016開催! 新作『台湾新電影(ニューシネマ)時代』を含む23本一挙上映!

世界の映画作家に影響を与え続ける台湾ニューシネマの世界台湾映画が海を超えて映像世界に革命を起こした‥時代を映し取る企画第二弾!新作『台湾新電影(ニューシネマ)時代』を含む23本を4月30日(土)~6月10日(土)まで東京・新宿のK's cinemaにて一挙上映決定!

【監督プロフィール】
<侯孝賢/ホウ・シャオシェン>
1947年中国、広東省梅県生まれ。72年、国立芸術学院映画・演劇科卒業。80年「ステキな彼女」で監督デビュー。83年若手監督3人によるオムニバス映画「坊やの人形」を発表する。同年の「風櫃の少年」とその翌年の「冬冬の夏休み」で、ナント三大陸映画祭グランプリを2年連続で受賞。続く「童年往事 時の流れ」(85)がベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を獲得し、エドワード・ヤンとともに台湾ニューシネマの代表的存在となる。少年時代を扱った四部作(「風櫃の少年」から87年の「恋恋風塵」)の後、「悲情城市」(89)を監督。同作はヴェネチア国際映画祭でグランプリに輝き、93年には「戯夢人生」で、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞。その他の主な作品「好男好女」(95)、「憂鬱な楽園」(96)、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」(98)、「ミレニアム・マンボ」(01)、「珈琲時光」(03)、「百年恋歌」(05)

<楊徳昌/エドワード・ヤン>
1947年上海生まれ。2歳の時に家族と共に台湾へ移住。南カリフォルニア大学映画学科で映画を学んだが中退し、台湾に戻って映画脚本家となり、82年のオムニバス映画「光陰的故事」(未公開)の1編を手掛けて映画監督デビュー。以後、89年の「恐怖分子」、91年「?嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」、94年の「エドワード・ヤンの恋愛時代」、96年の「カップルズ」を監督。事実上の遺作となった2000年の「ヤンヤン 夏の想い出」ではカンヌ国際映画祭監督賞の他、ニューヨーク批評家協会外国語映画賞を受賞。その後7年ほど闘病生活を続けていたが、2007年6月29日、結腸癌による合併症のためアメリカ・カリフォルニア州ビバリーヒルズの自宅で死去。59歳だった。

<蔡明亮 /ツァイ・ミンリャン>
1957年マレーシア、サラワク州クチンの生まれ。1977年に台湾に渡り、文化大学演劇科で映画、演劇を学ぶ。在学中より都会人の孤独を題材とした舞台劇や短篇映画で才能を発揮し、この主題はその後の彼の作品群にも色濃く引き継がれる。卒業後は映画の脚本家、テレビドラマの監督・脚本家として活動し、92年「青春神話」で映画監督デビュー。「愛情萬歳」(94)では、ヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞し、国際的にもその名を馳せた。続く「河」(97)でもカンヌ映画祭国際批評家連盟賞を獲得。その後「ふたつの時、ふたりの時間」(01)、「楽日」(03)と続き、「楽日」は第60回ヴェネチア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞。2005年の「西瓜」では過激な性描写が話題を呼び、国内で年間興行収入第1位となる大ヒットを記録、第55回ベルリン国際映画祭でも芸術貢献賞、アルフレッド・バウアー賞、国際映画批評家連盟賞を受賞した。2013年、長編10作目となった「郊遊 ピクニック」を発表。第70回ヴェネチア国際映画祭で審査員大賞を受賞し、本作を最後に商業映画界から引退する意向を示した。


【上映作品】
台湾ニューシネマ誕生30周年記念ドキュメンタリー
『台湾新電影(ニューシネマ)時代』
監督:シエ・チンリン
2014年/109分/台湾/出演:ホウ・シャオシェン(侯孝賢)、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)、ジャ・ジャンク―(賈樟柯)、黒沢清、是枝裕和、アピチャッポン・ウィーラセタクン、ワン・ビン(王兵)、ティエン・チュアンチュアン(田壮壮)、トニー・レインズ他
第71回ヴェネツィア国際映画祭正式出品、

ホウ・シャオシェン監督「悲情城市」がヴェネチア映画祭でグランプリ(金獅子賞)を受賞し、1980年代、台湾映画界に新しい潮流をもたらし、世界の映画史にその名を刻んだ「台湾ニューシネマ」。その足跡と後世に与えた影響を、世界の名だたる映画人たちを通して浮き彫りにする最新ドキュメンタリー。台湾ニューシネマの代表的監督でもあるホウ・シャオシェンをはじめ、フランスやアメリカ、中国大陸、香港の映画監督や芸術家など計50人以上にインタビューを行い、映画運動の意義などを探求している。
世界の映画人に加え、日本から俳優の浅野忠信や映画監督の黒沢清、是枝裕和、評論家の佐藤忠男なども登場し、当時の作品について語っている。また、ホウ・シャオシェン監督「風櫃の少年」「童年往事」、エドワード・ヤン(楊徳昌)監督「?嶺街少年殺人事件」「恐怖分子」はじめ、台湾ニューシネマの先駆けワン・トン(王童)監督作品等多くの優れた映像が作品を彩る。
左から呉念眞(脚本)、侯孝賢、楊徳昌、陳国富(プロデューサー・脚本・監督)、詹宏志(プロデューサー)


ホウ・シャオシェン監督作品

『坊やの人形』
1983年/ 108分/台湾/出演:チェン・ボージョン、ヤン・リーイン
60年代前半の台湾を舞台に必死に生活を送る人々の姿を描く。「坊やの人形」「シャオチの帽子」「りんごの味」の三部作で構成されている。ホウ・シャオシェンは「坊やの人形」を監督。台湾ニューシネマ誕生を告げた記念作。


『風櫃の少年』
1984年/ 101分/台湾/出演:ニュウ・チャンザイ、チャン・シー
第6回ナント三大陸映画祭グランプリ、1985年アジア太平洋映画祭最優秀監督賞
澎湖島の風櫃に住む阿清と彼の友人たちは悪戯や喧嘩をして日々を過ごしていた。ある日、対立するグループとの争いが警察沙汰となり、家に戻れなくなった阿清らは高雄に行くことを決める。世界の映画作家に多大な影響を与えた。


『童年往事 時の流れ』
1985年/ 138分/台湾/出演:ユー・アンシュン、シン・シューフェン
第22回台湾金馬奨 最優秀助演女優賞・最優秀脚本賞、第36回ベルリン国際映画祭 国際批評家連盟賞
少年の成長の年代記を、彼と家族の日常をめぐるささやかな出来事で綴る。主人公の阿孝は、47年広東省に生まれ、一歳のときに一家で台湾に移住した。ガキ大将的存在の阿孝だったが病弱な父は、阿孝に小さな影を落としていた...。ホウ・シャオシェン初期の代表作。


『悲情城市』
1989年/ 159分/台湾/出演:トニー・レオン、シン・シューフェン、リー・ティエンルー
第46回ヴェネチア国際映画祭グランプリ、第26回台湾金馬奨 最優秀監督賞・最優秀主演男優賞
'45年8月15日台湾が51年にわたる日本統治から解放された日から'47年に起こった本省人と外省人が争う〈二・二八事件〉を中心に、ある一家の変遷をとおして台湾の激動の時代を描く大河ドラマ。


『憂鬱な楽園』
1996年/ 112分/台湾・日本/出演:ガオ・ジェ、リン・チャン、伊能静
中年間近のチンピラと、弟分と彼の恋人のその日暮らしの毎日を描いた一編。チンピラのガオは40近いが正業に就かず、弟分のピィエンと彼の恋人のマーホァを連れて、田舎町の平渓にやって来る。ラストのオートバイ走行の長回しが圧巻。


『珈琲時光』
2004年/ 103分/日本/出演:一青窈、浅野忠信
第61回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門正式出品、第9回釜山国際映画祭・Asian Filmmaker of the Year、小津安二郎生誕100年記念作品
東京を舞台に、女性フリーライターと彼女を巡る人々の心の交流を描いたドラマ。台湾出身の音楽家・江文也について調べているフリーライターの陽子は、お盆の帰省で実家のある高崎へ戻った際、父と継母に妊娠していることを告白した...。


『黒衣の刺客』
2015年/ 108分/台湾・中国・香港・フランス/出演:スー・チー 、チャン・チェン
第68回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞、第52回台湾金馬奨 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀撮影賞・最優秀メイク&衣裳賞・最優秀音響効果賞
9世紀、唐代の中国。13年前に誘拐された後、刺客として育てられた隠娘が両親の元へ帰ってくる。その任務は、かつての許婚者であり、今は地方財政を牛耳る暴君となった田委安を倒すことだった。ホウ・シャオシェン監督最新作。

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エドワード・ヤン監督作品

『光陰的故事』
1982年/ 109分/台湾/出演:
当時新人の若手監督4人が演出した4話構成のオムニバス作品。監督はタオ・ドゥーツェン、エドワード・ヤン、クー・イーチェン、チャン・イーの4名。エドワード・ヤンは第二話の「指望」を監督。


『恐怖分子』
1986年/ 109分/台湾・香港/出演:リー・リーチュン、コラ・ミャオ
第23回台湾金馬奨 最優秀作品賞、第40回ロカルノ国際映画祭銀豹賞、第32回アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞
台北を舞台に、3組の男女の姿を通して、図らずも他人を傷つけながら生きる、都会人の殺伐たる生きざまを描いた一編。犯罪、いたずら電話、夫婦の不和、不倫といった都会ならではの事象を、鋭敏なタッチで切り取った傑作。


『ヤンヤン 夏の想い出』
2000年/ 173分/台湾・日本/出演:ジョナサン・チャン、ケリー・リー、イッセー尾形
第53回カンヌ国際映画祭 最優秀監督賞、第26回L.A.批評家協会賞 最優秀外国語映画賞、第67回N.Y.批評家協会賞 最優秀外国語映画賞
8歳のヤンヤンは、祖母と両親と姉と台北で暮している。祖母が脳卒中で倒れたのを機に看病に疲れた母は家を出、昔の恋人と再会した父は過去を思い出し、姉は恋に思い煩う。そんな家族の姿をヤンヤンは冷静に見守り...。2007年早世したヤン監督の遺作となった。

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ツァイ・ミンリャン監督作品

『青春神話』
1992年/ 106分/台湾/出演:リー・カンション 、チェン・チャオロン
第6回東京国際映画祭ヤングシネマ部門ブロンズ賞
台湾の首都、台北を舞台に、一人の予備校生と周囲の人間関係を通して、現代の台湾社会を独特の抑制された形式で描いた青春群像劇。ツァイ・ミンリャン監督衝撃のデビュー作。


『愛情萬歳』
1994年/ 117分/台湾/出演:ヤン・クイメイ 、リー・カンション
第51回ヴェネチア国際映画祭グランプリ(金獅子賞)・国際映画評論家賞、第31回台湾金馬奨最優秀監督賞
現代の台北を舞台に、孤独な男女3人の生き方を、冷徹なカメラワーク、極端に少ない台詞、一切の音楽の助けを借りない俳優たちの陰影豊かで繊細な演技など、抑制された演出でつづった人間ドラマ。


『河』
1997年/ 115分/台湾/出演:リー・カンション 、ミャオ・ティエン
第47回ベルリン国際映画祭銀熊賞
台北。シャオカンは街で旧知の女友達と再会。映画スタッフの彼女に誘われ、撮影現場に訪れた彼は、河に浮かぶ死体役に抜擢されてしまう。彼女と一夜をすごした後、彼は首が曲がったままになる奇病にかかっていた・・。


『郊遊ピクニック』
2013年/ 138分/台湾/出演:リー・カンション 、ヤン・クイメイ
第70回ヴェネチア国際映画祭審査員大賞、第50回台湾金馬奨 最優秀監督賞・最優秀主演男優賞
幼い息子と娘を育てている父親。水道も電気もない空き家に、マットレスを敷いて眠る3人。父親は不動産広告の看板を掲げて路上に立ち続ける"人間立て看板"の仕事でわずかな金を稼いでいる・・。この作品で商業映画引退を宣言。

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台湾映画秀作集

『推手』(監督:アン・リー)
1991年/ 105分/台湾・米/出演:ラン・シャン、ワン・ライ
第28回台湾金馬奨 最優秀主演男優賞・最優秀助演女優賞・審査員特別賞
中国からアメリカへと渡って暮らす老人が異文化の中で次第に自立していく様を描いたヒューマン・ドラマ。太極拳の師範である朱老人は、ニューヨークで息子夫婦との同居生活を始めるが、息子の妻とは言葉も通じず、それぞれに不満を募らせていた。今や世界のアン・リーのデビュー作。


『ウェディング・バンケット』(監督:アン・リー)
1993年/ 108分/台湾・米/出演:ラン・シャン、ウィンストン・チャオ
第43回ベルリン国際映画祭金熊賞、第30回台湾金馬奨 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀助演男優賞・最優秀助演女優賞
第51回ゴールデングローブ賞 外国語映画賞および第66回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート。
ゲイの青年が偽装結婚したことから巻き起こる悲喜劇を、シニカルかつ感動的に描いたコメディ・ドラマ。ゲイであることを両親に隠し、恋人の男性・サイモンとマンハッタンで暮らす偉同はグリーンカードを欲しがっている女性・威威と偽装結婚することに...。


『恋人たちの食卓』(監督:アン・リー)
1994年/ 124分/台湾/出演:ラン・シャン、ヤン・クイメイ
第52回ゴールデングローブ賞 外国語映画賞および第67回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート
台湾を舞台に姉妹の物語を紡いだ「推手」「ウェディング・バンケット」に連なる"父親三部作"の心に沁みる最終章。かつて一流ホテルのシェフだった朱老人と3人の娘は、日曜の夕食を共にすることが決まりごとになっていた。ある晩、次女・家倩は、父の味覚が衰え始めていることに気づく。

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『海角七号/ 君想う、国境の南』(監督:ウェイ・ダーション)
2008年/ 130分/台湾/出演:ファン・イーチェン、田中千絵
第10回台北映画祭 最優秀賞・最優秀撮影賞・最優秀音楽賞 第45回台湾金馬奨 最優秀台湾映画賞・最優秀オリジナル音楽賞・最優秀主題歌賞・最優秀助演男優賞・観客賞・最優秀台湾映画人賞
台湾最南端の町を舞台に、日本統治時代の悲恋を絡ませながら、台湾人男性と日本人女性の出会いを描く。阿嘉は郵便物の中に、愛しながら別れなければならなかった台湾人女性を想って綴った、当時の日本人教師の未配達のラブレターを見つけ...。低予算ながら台湾映画最大のヒット作となった。


『セデック・バレ<第一部・太陽旗 第二部・虹の橋> 』(監督:ウェイ・ダーション)
第48回金馬獎 最優秀作品賞・最優秀助演男優賞・最優秀オリジナル音楽賞・最優秀音響効果賞・観客賞・最優秀台湾映画人賞
2011年/第一部144分、第二部132分/台湾/出演:リン・チンタイ、安藤政信、ビビアン・スー
1930年、日本統治下の台湾で起きた原住民族による武装蜂起「霧社事件」を描いた、二部構成の歴史大作。アジア各地で驚異的な大ヒットを記録した話題作。

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『セデック・バレの真実』(監督:タン・シャンジュー)
2013年/154分/台湾
第16回台北映画祭 最優秀撮影賞
霧社事件の被害者・加害者それぞれの遺族や歴史学者へのインタビュー、そしてセデック族発祥の地と言い伝えられている巨石"プスクニ"を探す旅を記録したドキュメンタリー。


『KANO 1931海の向こうの甲子園』(監督:マー・ジーシアン )
第16回台北映画祭 観客賞・最優秀助演男優賞
2014年/185分/台湾/出演:永瀬正敏、坂井真紀
1931年、日本統治時代の台湾から甲子園に出場、準優勝を果たした嘉義農林学校の実話を映画化。「セデック・バレ」の監督、ウェイ・ダーションが脚本・プロデューサーを務め、同作で原住民の頭目役を演じた俳優のマー・ジーシアンが監督。

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特別上映

『映画が時代を写す時 ― 侯孝賢とエドワード・ヤン』
監督:是枝裕和
1993年/47分/日本
台湾を代表する二人の映画監督、侯孝賢とエドワード・ヤン。彼らの映画に対する情熱を写し取ったテレビ・ドキュメンタリー。劇場初公開


詳しい詳細・上映時間はK's cinema公式サイトへ!

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