【5/24(土)23:15】※ガス・ヴァン・サント監督の傑作3本をオールナイトで上映! 『マイ・プライベート・アイダホ』、『誘う女』、『エレファント』
近年、毎月、定期的にオールナイト上映を開催しているシネマート新宿にて
5月は、ガス・ヴァン・サント監督の傑作3本を一夜限定のオールナイト上映
を『ガス・ヴァン・ナイト!』と銘打ち、開催する。
1本目は、1999年にコロラド州で実際に起きたコロンバイン高校での銃乱射事件を
題材とし、第56回カンヌ国際映画祭にて、パルムドールと監督賞のW受賞となった『エレファント』。
2本目は、ニコール・キッドマン主演、ジョイス・メイナード著『誘惑』を
原作としたサスペンス・スリラー『誘う女』。
3本目は、リヴァー・フェニックス、キアヌ・リーヴスが主演をしたポートランドを舞台としドラッグや同性愛、
売春といった、そういった環境下で懸命に生きる若者の姿を描いた傑作『マイ・プライベート・アイダホ』。
オールナイトで鑑賞するに相応しい3本をこの機会にぜひ、ご覧頂きたい。
ガス・ヴァン・ナイト!
【日時】2025年 5月 24 日(土)23:15~翌4:40 頃 終了(予定)
【場所】シネマート新宿スクリーン 1
【上映作品】『エレファント』『誘う女』『マイ・プライベート・アイダホ』(上映順)
【チケット料金】3,000 円均一
【チケット販売】4 月25日(金)18:00 より劇場オンラインと窓口にて販売
https://cinemart.cineticket.jp/theater/shinjuku/early_schedule#20250524
『マイ・プライベート・アイダホ』
親友同士のマイクとスコットは、ストリートで生きる青年たち。
ポートランドの街角で体を売って日々を暮らし
ているマイクは、ナルコレプシーを抱えながら母を探し、
スコットは裕福な家庭の跡継ぎだが自由を求める。
旅の中で愛と運命が交錯する青春ロードムービー。
1991年|アメリカ|カラー|105分
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:リヴァー・フェニックス、キアヌ・リーヴス、ジェームズ・ルッソ、
ウィリアム・リチャート
『誘う女』
テレビキャスター志望のスザンヌは成功のためには手段を選ばず、
夫が夢の妨げになると考え、純朴な高校生ジミーらを誘惑して殺害を企てる。
美貌と野心を武器にのし上がろうとする女の狂気と転落を描いた、
実話を基にしたサスペンスドラマ。
1995年|アメリカ|カラー|106分
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ニコール・キッドマン、マット・ディロン、
ケイシー・アフレック、ホアキン・フェニックス
『エレファント』
オレゴン州ポートランド郊外のワット高校。生徒たちそれ
ぞれの、いつもの一日が始まるはずだったが……。高校で
起きた銃乱射事件を、当日の生徒たちの視点を交錯させながら、
長回しや静寂を多用した演出で淡々と描き出す。
2003年|アメリカ|カラー|81分
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ジョン・ロビンソン、アレックス・フロスト、
エリック・デューレン、イライアス・マッコネル
ガス・ヴァン・サント
1952年生まれのアメリカの映画監督・脚本家。インディペンデント映画出身で、社会の周縁に生きる若者やアウトサイダーを詩的かつ親密に描く作風が特徴。
『マイ・プライベート・アイダホ』ではロードムービーの形式を用い、リヴァー・フェニックスの繊細な演技とともに青春の孤独を描いた。
『誘う女』で、ニコール・キッドマン演じる野心的な女性を通してメディアと名声への執着を風刺し、冷徹なユーモアを交えたサスペンスを展開。
『エレファント』では静謐な演出で高校銃乱射事件を描き、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した。
独創性と実験性を持ちつつ、商業映画との距離感を模索し続ける異才の監督である。
最新作は70年代に起こった実際の人質事件を題材とした『Dead Man's Wire』。
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