Cinem@rt

アジアをもっと好きになる

5月29日(金)ロードショー

口蹄疫から生きのびた豚

イントロダクション

2025年3月に開催された「新潟国際アニメーション映画祭」コンペティション長編部門に出品され、「慟哭と暗闇と絶望。一瞬の希望もない104分間」「動物という概念の限界を探り、人間と環境への残酷さを描く衝撃作」など、賛否両論を巻き起こした〈ダーク・ファンタジー〉映画『口蹄疫から生きのびた豚』が遂に劇場公開される。殺処分を生きのびた一匹の豚と人間社会に絶望した一人の男―――。二つの宿命が交錯するさまを多様な表現方法で寓話的に描きながら、疫病の蔓延、環境破壊、いじめ、ルッキズム、世代間の分断といった社会問題を鋭く織り込んだ、まさに「現代の黙示録」とも呼ぶべき、空前絶後の問題作が誕生した。

ストーリー

舞台は現代の韓国。口蹄疫の発生により無数の養豚たちが無情にも殺処分されていく。そんな中、驚異的な生存本能によって生き埋めにされた墓場から蘇った一匹の“豚”がいた。“豚”は願う。「生きるために、絶対的な力を持つ生物“人間”になりたい。そのためなら、どんな犠牲も厭わない」。一方、幼少期から苛烈なイジメに曝されてきた“人間”チェ・ジョンソクもまた願う。「人間としての人生を捨て去り、いっそのこと“獣”になってしまいたい」。人間になりたい豚と獣になりたい男。交わるはずのなかった二つの宿命は、やがて螺旋のように絡み合い、彼らを想像を絶する姿へと導いていく―――。

予告編

スタッフ

監督:ホ・ボムウク
原題:구제역에서 살아 돌아온 돼지|英題:PIG THAT SURVIVED FOOT-AND-MOUTH DISEASE
2024年|韓国|韓国語|104分|1.85:1|カラー|5.1ch|日本語字幕:福留友子|配給:マーチ
©2024 HUR FILMS, Creative SUMM / All rights reserved.

TOP