7月4日(金)より1週間限定上映
彼女は夢で踊る
イントロダクション
舞台は広島に実在するストリップ劇場。ファンに愛されながら何度も閉館の危機を乗り越えてきた。これまで幾多の想いがこのステージで交錯したことだろう。その物語を創り出したのは、広島出身の時川英之監督。社長やダンサーたちへの取材を重ねた脚本を書き上げ、ムード溢れる劇場とダンサーたちを美しく幻想的に描き出した。芸歴30周年を迎えた俳優・加藤雅也がストリップ劇場の名物社長を怪演し、圧倒的な存在感を見せつける。『仮面ライダービルド』で脚光を浴びた、犬飼貴丈は若々しい青春の恋を体現する。ヒロインのストリッパーは、ブルーリボン賞に輝いた岡村いずみ。ムード溢れる彼女のステージは踊り子の儚さを感じさせる。そして、ロック座を代表する現役ストリッパー矢沢ようこは、妖艶な舞でストリップの奥深い世界を映画の中に映し出す。
ストーリー
ステージで妖しく輝く女性たち。一時の美しい夢に心動かされる―ー
僕は、あの時本当の恋をしていたのだ…。
広島の老舗ストリップ劇場に閉館が迫っていた。社長の木下は過去の華やかな時代を思い出す。最後のステージを飾るストリッパーたちが劇場にやってくる。この舞台で幕を引く有名ストリッパーや、謎めいた若い踊り子。閉館への日々に、木下は忘れていた遠き日の恋を思い出す。そして、最後の舞台の幕が上がる。観客たちはステージの裸の向こうに何かを見つめている。木下は劇場の終演に、胸の奥に隠していたダンサーとの秘密を思い出す。ステージの上に幻は眩しく輝き、木下は遠い昔の美しい夢を見る。
監督
脚本・編集:時川英之
キャスト
加藤雅也、犬飼貴丈、岡村いずみ、横山雄二、矢沢ようこ
スタッフ
企画:横山雄二
撮影:Ivan Kovac / Jeremy Rubier
プロデューサー:時川英之 田辺裕美子
挿入歌:「Creep」作詞・作曲 Radiohead/「恋」作詞・作曲 松山千春
協力:広島㐧一劇場 広島フィルムコミッション
配給・宣伝:株式会社アイエス・フィールド
制作プロダクション:TimeRiver Pictures株式会社
コピーライト:© 2019 映画「彼女は夢で踊る」製作委員会
〈2019年/16:9/5.1ch/95分〉
レイティング:映倫PG12
