6月1日(木)までの上映
ジュリア(s)(PG12)
監督は短編映画『ピアノ調教師』で美しいピアノの旋律とストーリー展開で多くの観客を惹き込み、フランス版アカデミー賞と名高いセザール映画賞の短編部門ほか6つの賞を受賞した新鋭オリバー・トレイナー。『社会から虐げられた女たち』でエミー賞主演女優賞を受賞したルー・ドゥ・ラージュが彼と組んで主演を務め、ピアニストのジュリアが過ごしたかもしれない4つの人生を表情豊かに演じ分けた。
STORY
2052 年パリ。80 歳の誕⽣⽇を迎えたジュリアはこれまでの充実した⼈⽣に満⾜しつつも、過去を振り返り⾃分が過ごしていたかもしれない別の⼈⽣に想いを馳せていた。
ピアニストを⽬指していた17 歳の秋。ベルリンの壁崩壊を知り友⼈たちとベルリンへ向かった⽇、もしバスに乗り遅れなかったら︖本屋で彼に出会ってなかったら︖シューマン・コンクールの結果が違ったら︖私が運転していたら︖ジュリアが頭に描いたのは、そんな何気ない瞬間から枝分かれしていった4 つの⼈⽣。そのどれもが決して楽ではないけれど、愛しい⼈たちとのかけがえのない⽇々で満たされていて眩しい。
果たして、ジュリアが選び取った幸せな“今”につながるたった⼀つの⼈⽣とは︖
MESSAGE
私たちの人生は、完全に偶然に左右されるわけでも、あらかじめ決められているわけでもありません。
何よりも私たちの意思による選択の結果なのです。しかし、私たちは皆、偶然が決定的な影響を及ぼしたいくつかの重要な瞬間を覚えています。数秒、あるいはほんの一瞬の違いで人生は変わってしまいます。
この物語を見る人の心に深く響き、感動を通して、それぞれの人生の大切な瞬間を思い出すきっかけになればと願っています。
オリバー・トレイナー監督
監督
オリバー・トレイナー
キャスト
ルー・ドゥ・ラージュ、ラファエル・ペルソナ、イザベル・カレ、グレゴリー・ガドゥボワ
スタッフ
脚本:オリバー・トレイナー
2022/フランス/フランス語/120 分/原題:Le tourbillon de la vie/英題:JULIA(s)/PG12/字幕翻訳:横井和⼦
配給:クロックワークス
©WY PRODUCTIONS–MARS FILMS–SND-FRANCE 2 CINÉMA
物販情報
パンフレット 700円
