10月28日(金)~11月3日(木)1週間限定上映 ※トークショー予定
写真家たちのショートフィルム
澁谷征司、大橋仁、浅田政志
気鋭の写真家3名による、自由な発想のオムニバス形式ショートフィルムが完成
コロナ禍の文化芸術活動を支援するAFF(ARTS for the future!)の
助成制度を利用して、映像制作会社であるDASHが企画製作を行なったオリジナル作品
辻凪子、木村知貴、今川宇宙ら舞台や映画、ドラマで活躍中の俳優が出演
し、音楽には豊田道倫、辻林美穂が参加するなどアーティスティックな作品となっている。
■予告編URL
https://www.youtube.com/watch?v=p798pYX9Vuo
『なぜか突然、とても眠くなってしまった』(14分50秒) 澁谷征司監督
監督自身の心の中を投影した幻想的な映像作品。
出演 辻 凪子 矢部 俐帆
音楽 澁谷征司
『はじめて あった』(17分50秒) 大橋仁監督
2023年出版される新作写真集と交差するドキュメンタリー的映像作品
出演 堂ノ下 沙羅 大橋仁の母 大橋仁
音楽 豊田道倫
『ま心 Eve』(16分53秒) 浅田政志監督
おばあさんに先立たれ、ひとりで暮らしているおじいさんの
何気ない一日を記録した映像作品。 主演は近所のおじいさん!
出演 山川さん 木村 知貴 今川 宇宙
音楽 辻林美穂
監督からのコメント
<澁谷征司監督>
短編は親密でパーソナルなものだと思っています。
自分が今までやってきた写真にも、やっぱり似ているのかもしれない。
何かに触れてこれは自分の生きる意味になろうとしてるのかなって考えてみたりこれはなんとなく忘れたくないって思う時、よくわからないことは声には出さないで頭のなかで何度も朗読する。眠りのなかで、夢を通して自分の過去の記憶から
他者と繋がってみる。おわりとはじまりがどこまでも連続しているように。
いつもやっていることを、写真を撮るみたいに映像で撮ってみたいとちょっと
思っていました。
写真家3人の短編、かなりバラバラです。
<大橋仁監督>
自分の4冊目となる新写真集『はじめて あった』2023年1月青幻舎刊行。の映像版予告編的な作品として、新写真集の制作風景をセルフドキュメントしていますが写真集とは全く関係ない物が沢山写っています。フィリピンパブから実母との混浴風景まで、自分が見た風景、自分と言う風景を動画で撮りたいと思いました。ロックシンガーソングライターである豊田道倫さんにピアノ曲を依頼しました。なんでもない画となんでもない音、そこに生への渇望が見えたらと思います。
<浅田政志監督>
僕は、実家の裏で一人暮らしをしている山川さんにカメラを向けました。
誰も知ることのないが慎ましい暮らし。
その生活の中にはこびり付いた家族の痕跡に溢れていて、
消えることのない家族の存在を感じました。
「写真家たちのショートフィルム」
2022年10月28日(金) 〜11月3日(木)シネマート新宿にて1週間限定上映
上映後は監督、出演者によるトークショーも開催予定
以降、順次公開予定
企画・製作 株式会社DASH