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3月11日(金)~3月17日(木)1週間限定上映

シティ・オブ・ジョイ【4Kデジタル・リマスター版】  

「キリング・フィールド」「ミッション」の名匠ローランド・ジョフィ監督の元に、音楽のエンニオ・モリコーネらオスカー受賞の超一流スタッフが集結。「ダーティ・ダンシング」「ゴースト/ニューヨークの幻」のトップスター、パトリック・スウェイジが主演した感動ヒューマンドラマ。「ゴースト~」で当時人気絶頂だったパトリックが、脚本に惚れ込み、ノーギャラでの出演を熱望した入魂の一作だが、1992年の初公開以来、日本では再上映はおろか、これまで一度もDVD化されてこなかった。そんな幻の名作が、製作30周年&故パトリック・スウェイジ生誕70年となる2022年、4Kデジタル・リマスター版で待望のリバイバル上映が実現!日本初公開時の字幕翻訳を手掛けた戸田奈津子氏が再び字幕翻訳・監修を担当する。

■物語

ひとりの少女の命を救えなかったことから自分の無力さに絶望し、救いを求めてインドのカルカッタへやって来たアメリカ人青年医師マックスは、貧困から逃れるために田舎から出て来た車引きのハザリ一家と、歓喜の街”(シティ・オブ・ジョイ)と呼ばれるスラム街で出会う。街で診療所を運営する白人女性ジョアンに頼まれ、しぶしぶ診療の手伝いを始めたマックスだったが、街の支配者ガタクとその息子アショカに搾取されながらも懸命に生きようとするハザリら街の人々を見て、医者として、また人間としての意義と尊厳を

取り戻していく─。

■字幕翻訳・監修:戸田奈津子氏コメント

「人生から逃げるか。ただ傍観するか。それとも敢然と人生に飛びこむか──。 

自分を見失っていた青年が、その選択を迫られたのは、正視できないような極貧のインドのスラム街だった。

環境の違いこそあれ、あなたも今、答えを出すべき時では?

■主演:パトリック・スウェイジのコメント

ずっとアクション俳優と思われていて、そういう役のオファーが多かったんだけど、自分としてはできるだけ色々な役柄に挑戦したいと思っていたんだ。そんな時にこの作品に出会い、自己嫌悪と苦悩に満ちた主人公マックスのキャラクターが、僕の中の深い部分で一体化した。それですぐに監督のローランドに会いに行って、僕がどんなにこの物語に感銘を受けたかを話したんだ。ほとんどその役をくださいって言わんばかりにね。

インドでの撮影は本当に大変だったけど、カルカッタの街を肌で感じて、それまでの人生で経験した問題がどんなにちっぽけなことだったかを改めて思い知らされたよ。長い役者生活の中で、初めて自分が心から満足できる映画に出演できたと思っている。信頼で結ばれたローランドが僕の夢をかなえてくれたんだ。(初公開時パンフレットより抜粋)

■監督:ローランド・ジョフィのコメント

「シティ・オブ・ジョイ」は、何もかもがうまくいかない時にも、気高い選択をすることを忘れない、勇気ある人たちへの賛美歌だ。私はこの作品で貧困を描いているのではない。カルカッタに住む人々にあふれる、生きる力とヒューマンな精神の物語を描いているのだ。

(初公開時パンフレットより抜粋)

 

予告編

監督

ローランド・ジョフィ/Roland Joffe

キャスト

マックス:パトリック・スウェイジ
「ダーティ・ダンシング」「ゴースト/ニューヨークの幻」
ジョアン:ポーリーン・コリンズ「愛は静けさの中に」
ハザリ:オム・プリ「僕の国、パパの国」
カムラ:シャバナ・アズミ「ベンガルの夜」
アムリータ:アイーシャー・ダルカール「ファーザー」
アショカ:アート・マリク「トゥルーライズ」

スタッフ

原作:ドミニク・ラピエール『歓喜の街カルカッタ』/脚本:マーク・メドフ「愛は静けさの中に」/撮影:ピーター・ビジウ「ミシシッピー・バーニング」/プロダクション・デザイン:ロイ・ウォーカー「バリー・リンドン」/特殊効果:ニック・アルダー「エイリアン」/音楽:エンニオ・モリコーネ「ヘイトフル・エイト」「ニュー・シネマ・パラダイス」

物販情報

パンフレット 880円
B2ポスター 550円

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