ストーリー

韓国ドラマに引けを取らないストーリー、展開の面白さ!

台湾ではそのストーリーと展開の面白さから、既にドラマ脚本がノベライズ化、コミック化されている本作品。台湾版「ヤマトナデシコ」と称されるそのストーリー、展開の面白さは韓国ドラマを彷彿とさせ、それに引けを取らない高いクォリティの仕上がりに!

幼いころに母親に捨てられたチュマンは、超現実主義な女の子として施設で育った。十数年後、28歳になったチュマンはモデルになり、お金持ちのワン会長という婚約者もいて幸せなはずだが、ある日、パリのバーで一人の男と出会い…。
バーで会った音大生が超お金持ちのウィリアム・ノーマンであることを知ったチュマンは、仕事もほったらかしてノーマンに会いにいく。しかし、彼はノーマンではなく、ただの影武者で貧乏音大生のツァイ・ジアハオだった!
ジアハオはなけなしのお金でチュマンにブレスレットを送った。しかし、その後ジアハオは何者かにさらわれてしまう。この事件をきっかけに、チュマンはジアハオの正体を知ってしまう。ジアハオも音楽大学を追放され……。
ジアハオが台湾に戻ってきた。朝南市場で野菜売りをしているジアハオの姉も大喜びだがジアハオは大学を辞めたことが言えない。しかも、市場には再開発の話が進んでいた。一方、チュマンもワン会長に捨てられてしまう。
お金持ちのイェン・カイミンに近づこうと高級住宅街に引っ越しを試みるチュマンだったが、手違いでその隣の市場の一角に部屋を借りてしまう。実はその部屋は偶然にもジアハオの実家で、ふたりは再会するが……。
冷たい水のプールの中で仕事をしたチュマンは倒れてしまう。彼女を助けたのは偶然バイトで現場を訪れていたジアハオだった。同じ日、ジアハオはパリ音楽院を卒業していないことが家族にバレてしまい…。
カイミンからパーティー出席の招待を受けたチュマンは、エスコート役としてジアハオを連れていくことに。パーティーでチュマンは、ジアハオが有名なバイオリニストのユージンの弟子であるとウソをついてしまう。
ジアハオの持っていたユージンの楽譜をカイミンに見せたチュマン。カイミンは喜び、この楽譜の曲をマスコミに披露して自分の手柄にしようと考える。演奏することになったジアハオは、怒ってパーティーを抜け出すが……。
カイミンは朝南市場にショッピングモールを建てるために、チュマンを用地買収のための協力者にしようと考えていた。カイミンの言葉を受けて市場に法令違反がないか探しまわるチュマンだが、なかなか見つからず……。
カイミン側の陰謀で市場は営業停止に追い込まれてしまう。この計画に一枚噛んでいたチュマンはカイミンの別荘に招待されるが心は晴れない。チュマンは後ろめたさから市場のリニューアルに率先して協力する。
都市開発のために取り壊し寸前まで追い込まれた朝南市場だったが、チュマンのアイデアによりファッションショーを開く。当日はパトリシア・フィールドの応援もあり、近隣住民も市場の存続に理解を示すようになるのだが…。