シネマート新宿・心斎橋の運営会社・株式会社エスピーオー30周年を記念し、シネマート新宿・心斎橋では過去の配給作品をリバイバル上映する特別企画が開催されました!

8月15日に上映されたのは、2002年に劇場公開されたイ・ビョンホンの主演作『純愛中毒』。
上映前、韓流ファンにはTVやイベントでのMC、ラジオDJなどでお馴染みの"韓流の達人"古家正亨さんをゲストに、シネマート新宿・心斎橋の編成担当・野村が聞き手となりトークイベントが開催されました。

今回は、このトークイベントの一部をお届けします!

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古家正亨さん(以下、古家):
まずはエスピーオーさん、30周年おめでとうございます!

シネマート新宿・心斎橋編成担当・野村(以下、野村):
ありがとうございます!
30周年を迎えられたのは、皆様がこうやって劇場にお越しいただいたり、映画やドラマをご覧いただけたおかげだと思っております。

(会場拍手)

古家:
実は...僕はエスピーオーさんに、30年のうち25年ほどお世話になってるんです。

野村:
え、そうですか?!

古家:
僕もともと、レンタルビデオ店でアルバイトしていまして。エスピーオーさんのリリースされてきたソフト(※)をいろいろ知っているんです。

※エスピーオーのソフト
エスピーオーは創業当初から現在まで、多様な映画、そしてドラマのVHS・DVD・BDをリリースしている。映画館の運営を始めたのは、2006年から。

野村:
え...いきなり打ち合わせと違う話をされていますが...

(会場笑)

古家:
(笑)。
表現は悪いですが、B級的なね、すごくいい作品をビデオ市場に提供していたじゃないですか。

野村:
昔は確かにB級的な作品が多かったですね。

古家:
それで、映画も配給されてね。

野村:
そうなんです。
昨日(8/14)、ちょうど『バウンド』という作品を上映したんですが、その作品もエスピーオーが配給していた作品ですね。

これから上映する『純愛中毒』も弊社の配給作品で。
今から15年ぐらい前ですかね、イ・ビョンホンさんのファンの方から「面白い作品があります」と問い合わせがあったようで。
どんな作品だろうと調べていったら、この『純愛中毒』だったんです。

古家:
今日、お越しいただいている方で、「私イ・ビョンホンさんのファンです」という方はどれぐらいいらっしゃいますか?

(会場のほとんどの方が挙手&拍手)

野村:
じゃあ...この前列の手を挙げていない方たちは、古家さんファンですね笑
端っこに座っているあの男性は、僕のファンです(笑)。エスピーオーの社員なんですけどね。来てくれてありがとう。

古家:
(笑)

野村:
それでね、皆さんのようなイ・ビョンホンさんのファンの方から、『純愛中毒』がある、というお声をいただいて。
実は、そのころエスピーオーは、ほとんど韓国作品は取り扱つかってなかったんですよ。
その時は『JSA』とか『シュリ』とかがヒットしていた頃で。それで思い切って配給してみたら、おかげさまで大ヒットをおさめまして。かなり大ヒットでしたね。

そのおかげで、それまでは洋画が多かったんですが、そのあたりから"アジアのエスピーオー"として、韓国映画を配給させていただいたり、こうやって映画館を運営したりしております。

社長も「『純愛中毒』 とイ・ビョンホンさん。そしてファンの皆さんのおかげだ」と話していました。
本当にありがとうございます。

(会場拍手)

古家:
という事は、エスピーオーを支えた作品、ということですね。

野村:
ほんとに。この作品が無かったらどうなっていたか分からないです。
本当にこの映画のおかげだと思います。
イ・ビョンホンさん、この時期にたくさんのヒット作に出演されていますよね。

古家:
『JSA』は2000年。僕の好きなイ・ビョンホンさんの映画で、『バンジージャンプする』」いう作品があるんですが、あれは2001年。そして『純愛中毒』が2002年。その頃、ドラマでいうと「美しき日々」は2001年。「オールイン 運命の愛」は2002年ですね。

野村:
皆さんはどれもご覧になってるんですよね?

古家:
そんなこと言ったら怒られますよ。
ご覧になっている、どころかすり減るほど見ています(笑)。

(会場笑)

古家:

韓国ではこの順番に公開されているんですが、日本では、『バンジージャンプする』よりも先に『純愛中毒』が上映されているんです。
イ・ビョンホンさんの人気が出てきて、もう1本彼の出演作がありますよ、という事で『バンジージャンプする』が上映されたんです。

それで『バンジージャンプする』もヒットして、『マリといた夏』が来たんですよね。

野村:
イ・ビョンホンさんが声優として参加された作品ですね。
あれは...ちょっと...でしたね...。

古家&会場:
(笑)

古家:
でもその後、『甘い人生』が大ヒットしましたよね!

野村:
はい、もう大ヒットだったので、シネマートのような小さな劇場ではかけられず。大きな映画館でかかるようになりましたね。
今までは都内で1~2館だったのが、急に上映館が増えて。

古家:
拡大ロードショーってやつですね。

野村:
そうです。素晴らしいスターです。



古家:

そんなイ・ビョンホンさんにとってもこの作品、特別な作品だと思うんですが、
僕、今日ご来場のお客様にお伺いしたいことがあるんですが...

その前に、ご来場の方で『純愛中毒』を何度も見た方はどれぐらいいらっしゃいますか?
(会場の8割程度が挙手)

今日初めてご覧になる方は?
(会場の2割程度が挙手)

じゃあ、あまりここでは中身に触れられませんね。

野村:
この作品、結末が凄いので、ご覧になっていない方にいろいろ伝えてしまうと...

古家:

そうなんですよ!結末がね!
今日、僕みなさんに結末のこと聞きたかったんですよ!

観たときこれ、ぼくショック受けたんですよ!えー!ってここまで引っ張ってきて、こうだったの!?って。

でも、イ・ビョンホンさんの共演相手のイ・ミヨンさん。
この作品で、韓国のアカデミー賞と言われている大鐘賞で女優主演賞を獲得されているんですよね。

野村:
すごい良い演技されていますよね。

古家:
それで、イ・ビョンホンさんは、この作品では1人2役なんですよね。
...これは言っていいですよね?

野村:
え~...(笑)

古家:
え~!これもダメなの!?(笑)

野村:
まあ、どうせ皆さん、『純愛中毒』のことウィキペディアで調べてるでしょ。

古家:
(笑)

野村:
だから大丈夫です!

古家:
イ・ビョンホンさんが1人2役なんですけど、あることが起きるんですけど...

野村:
古家さんはとにかく結末の話がしたいんでしょ(笑)。

古家:
だって、衝撃受けませんでしたか!?みなさん、受けましたよね?

(会場から同意の声)

古家:
そんなアッと驚くエンディングが待っている作品ではございますが...
実は今日、フィルムでの上映なんですよね?

野村:
そうです、フィルム上映です。
しかも...当時使っていたフィルムなんです!(※1)

(会場から「へぇ~!」の声)

古家:
これ貴重なんですよ!
最近映画ってフィルムじゃないんですよ。例えば、配信とかダウンロードとかブルーレイとか。フィルムを使わないで上映することが多いんです。
フィルムだと劣化するとか、プリントするのにもお金がかかるからって、映画館でもフィルムでは上映しないことが多い。
あとは、正直そちらの方もなかなか画質が良い、という場合もあって。

でも、今日は公開当時のフィルムでね。

野村:
そうなんです、倉庫に眠ってたやつね。

(会場から「へぇ~!」の声)

野村:
いやぁ、感動してくださって嬉しい!

古家:
だって、フィルムで観ると全然違うんですよね!

野村:
その当時使ってたやつなんでね。
このフイルムでご覧になった方も多いんじゃないでしょうか?

古家:
韓国映画のフィルム上映なんて本当に珍しいんじゃないでしょうか?

野村:
もうここ数年は、10年はいかないですが5~6年は無いと思います。
今はブルーレイや、DCPでの上映がほとんどで。上映事故が無いように、あと画質も綺麗ですしね。
でも。もちろんフィルムも綺麗なんですよ!

古家:
しかも、今回の為に上映権を購入されたんですよね?

野村:
そうなんです、これ普通に上映できないんですよ。
これ、新宿1回、心斎橋1回上映という契約を再度結びました。
だからご来場のみなさまは、とてもラッキーなんですよ。

(会場拍手)

古家:
イ・ビョンホンファンのオフ会とは違いますからね。「ちょっとこれかけて」って上映するのとは違いますから。

(会場笑)

野村:
あ、あと、15年前のフィルムですが、傷はついてませんよ。ご安心ください。イ・ビョンホンさんの顔にね、ぴゅーって線が入ってたりはしないんでね。

(会場笑)

でもね。ちょっと傷がついていたとしてもフィルムなんでね、それも味です。

そして『純愛中毒』のフィルム上映は、1回きり(※1)なんでね。
ご覧になったらぜひTwitterとかで「1回きりの見たよ!」ってつぶやいてください。
で、来ていない人を悔しがらせてください。日本の1億人ぐらいの人をね(笑)

古家:
(笑)
でも心斎橋でも上映がありますよね!

野村:
はい。心斎橋はデジタル上映ではありますが、スクリーンで観られること自体が珍しいのでね。
大阪には、2時間半かければ来られますよ。バスやったら7時間ぐらいかな。

古家:
夜行バスでですね。(笑)

野村:
古家さんは、当時この作品はご覧になったんですか?

古家:
観ました。僕、当時札幌に住んでいたので、札幌で観ました。
観ましたけど...この映画っていわゆる韓流ドラマ的な要素が濃縮されていますよね。いわゆる「ダーン!」とか「デデン!」とか...

野村:
もうやっぱり結末言いたいんでしょ?(笑)

(会場笑)

古家:
もう言いたくてしょうがないんですけど(笑)
当時2002年じゃないですか、2002年というとワールドカップ日韓共催の年なんですね、

韓流ブームのと呼ばれているのが2003年末頃からなんですよ。
「冬のソナタ」が2004年にNHKの地上波で放送されたので、そのあたりから胸に手を当てて歩いている人が増えた(笑)。

野村:
(笑)じゃあ『純愛中毒』の方が先なんだ!

古家:
そうなんですよ!
当時、僕はKPOPは好きだったんですが、ドラマはあまり見ていなくて。
ドロッドロのネッチネチの、いわゆる韓流ドラマの世界観を、この作品で初めて知ったんです!
「うわ~凄いなぁ!」って。

でも、僕の周りで韓流関連の仕事をしている人たちは「いやいや、古家さん。ドラマの方がもっとすごいですよ」って教えてくれて。
それで韓流ドラマの世界にハマっていったんです。
もうびっくりしまくりですよ!日常でこんなに人死ぬのか!って(笑)。

(会場笑)

この作品に関しても、設定が突飛じゃないですか。
でも、その突飛な設定を自然に見せるイ・ビョンホンさんの演技が凄いんです。

野村:
ほんとにそう思います。まだまだ若いのにねぇ...立派に演技されてますよ。

(会場笑)

古家さんは、イ・ビョンホンさんとお仕事よくされているんですよね?
毎年ファンミ―ティングでMCを担当されているって。

(会場拍手)

実際どんな方なんですか?

古家:
イ・ビョンホンさんはね、ハリウッドスターのオーラがすっごいある方ですが、とってもお茶目です。
ときおり見せるお茶目さがすっごくいいんです。
イ・ビョンホンさん、大したことじゃないのに時々笑いのツボに入っちゃうことがあって。
その時の爆笑っぷりが少年のようで。僕はその笑いが欲しいがために、僕は頑張っています(笑)。

あと、イ・ビョンホンさんは世界的にも活躍されている方なので、ちょっと違うんです。雰囲気というか...言葉で表現することが凄く難しいんですが、世界的な俳優ってこういうことなんだな、って感じさせられるんです。

最近、ファンミーティングには男性ファンも多いんですよ。

野村:
そうなんですね!男性っておいくつぐらいの方たちですか?

古家:
もう子供からお年寄りまで。
理由は、ハリウッド映画なんですって。ビョンホンさんの韓国映画は見たことがない、ハリウッドでの出演作を見ている男性ファンが結構ファンミーティングにきてるんですよ。

ステージからお客さんの顔が見えるじゃないですか。男性の顔を結構見かけて、主催者の方に「男性ファン、結構いますね」と聞くと、「ハリウッド作品をご覧になってきてくださってるんです」って教えてくださって。

野村:
へぇ~!

古家:
それってすごいですよね。すそ野がどんどんひろがっていますよね。
そろそろ、上映がはじまりますね。

野村:
はい、一回きりなんでね。もう噛みしめながら観てください。

古家&会場:
(笑)

<おわり>


※1フィルムでの上映はシネマート新宿のみ。シネマート心斎橋での上映はデジタル上映で行われました。

(C)2002 KM Culture、All rights reserved.

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