『オペレーション・クロマイト』レビュー

ご無沙汰しております。エスピーオー宣伝スタッフJです。
色々あって久々の更新です。(色々は割愛。)

今回は9月23日(土)より公開の『オペレーション・クロマイト』。
潜入する男、そして彼を信じる男。この2人に「男泣き」必須の一本でした。

『新しき世界』『暗殺』と続いたので、イ・ジョンジェさんといったら「潜入」というのが、自分の中では定着しつつあります。もはや韓国を代表する「潜入俳優」。2つの顔を演じ分けなければならない「潜入もの」において、イ・ジョンジェさんのような高貴なイメージも泥臭いイメージも併せ持つ俳優さんはきっと重宝されるんでしょうね。

今回は、敵地に潜入し、困難な任務にあたるスパイ・ハクスを演じられています。仁川にいる母を遠くから眺める、目だけで分かる愛ある表情、そして仲間を失った時の悔しさ溢れる表情など、潜入時のキリッとした感じとのギャップがたまらなく素晴らしいです。そして、銃撃ったりとか走ったりとか、スパイとしての所作はカッコいいの一言に尽きます。

一方、リーアム・ニーソンさんは『96時間』はじめ『ラン・オールナイト』(めっちゃ好き)など「男泣き」作品への出演のイメージが強い方。本作は、エモーショナルな物語に心を動かされ、ハリウッドよりかなり低額のギャラだったのに出演を快諾したという逸話が。彼が心を動かされた役こそが、あのダグラス・マッカーサーです。本作では誰よりもハクスを信じる人物として描かれています。

こんな聖人君子いるわけないだろう、と言いたくなるようなセリフもあるのですが、リーアム・ニーソンさんの表情で言われると不思議と説得感で溢れています。なんか良い事言うだけで、観ている側が泣けてきちゃうおじさんです。

そんな「潜入もの」と「男泣き」、それぞれのジャンルマスターが共演した時、どうなるかというのは最初に書いた通り。泣けるんです。その上で、潜入ものというジャンルの作品としてしっかりドキドキできる、という二重の作品強度を持っているのが凄いです。

そして、相変わらず韓国映画は名優揃いだなと。

今回、ハクス最大の強敵として立ちふさがる北朝鮮の司令官を演じるのは、あのイ・ボムスさん。「ジャイアント」とは打って変わって、冷酷無慈悲な将軍を体現していて、作品に大きな緊張感をもたらしています。やっぱり悪役がしっかりしていると、作品は面白くなると実感。

そして、キム・ソナさんが出ている事には一番驚きました!観てるとき「似てるよな~」と思いながら観ていましたが、「やっぱりそうだった」とわかった時に勝手に感動。見せ場もしっかりあるので、ファンの方はぜひ確かめてみてくださいね。

ハクスの部下を演じるパク・チョルミンさんも良いし。韓国映画のおじさんキャラの安心感は異常です。奥さん若すぎない!?っていうのが少し気になりましたが。笑

『ダンケルク』も凄いですが、本作も戦争という時代の中で、何かを守るために必死になった人たちがいたことを強く胸に刻んでくれる作品でした。

是非、映画館でご覧ください。

映画『オペレーション・クロマイト』は
本日2017年9月23日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかで順次公開

※ご来場者の方々へ、先着で下記のオリジナルチラシをプレゼントします!


【予告編】

【キャスト】
イ・ジョンジェ『暗殺』『新しき世界』、イ・ボムス『ビューティー・インサイド』、リーアム・ニーソン『96時間』、チン・セヨン『愛の言葉』
チョン・ジュノ『悲しみよりもっと悲しい物語』、パク・チョルミン『パイレーツ』、パク・ソンウン『華麗なるリベンジ』
ジョン・グライス『96時間』、秋山成勲

【スタッフ】

監督:イ・ジェハン『戦火の中へ』『私の頭の中の消しゴム』/脚本:イ・ジェハン、イ・マニ『サヨナライツカ』
製作:チョン・テウォン『誰にでも秘密がある』/撮影:パク・ジャンヒョク『第3の愛』
音楽:イ・ドンジュン『戦火の中へ』/編集:スティーヴ・M・チョー『スノーピアサー』
2016/韓国/カラー/シネスコ/デジタル上映/ドルビーSRD/110分
原題:인천상륙작전(英題:OPERATION CHROMITE)/配給:クロックワークス
©2016 TAEWON ENTERTAINMENT. All Rights Reserved

Text:J(エスピーオー宣伝スタッフ、20代男性)
映画が好きで映画館には毎週通っています。
韓流はじめアジアドラマ歴は入社後から見始めたので、約3年。
最近の悩みは3か月で5キロ太ったこと。

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