「輝くか、狂うか」は、フィクション的な要素が決して少なくない時代劇です。ですが、描かれている時代や人物の史実を知っておくと、もう1歩深く楽しめることは間違いなし!この特集では全3回にわたり、歴史のプチ知識をご紹介していきます。今回はチャン・ヒョクさんが演じた、ワンソ=光宗についてです。


#1:「狂った皇帝?光輝く皇帝?」 
#2:「幻の国、渤海」 
#3:「シンユルのモデルになった人物とは?」


★「輝くか、狂うか」公式サイトはこちら 
★光宗を演じたチャン・ヒョクさんのインタビューはこちら


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「狂った皇帝か?光輝く皇帝か? 光宗」

高麗を建国した王建(ワン・ゴン)の息子であり、第4代の高麗王となった光宗(=ワン・ソ)。
第2、第3の王が外戚の勢力争いに巻き込まれ王位を追われていたことから、光宗は豪族の力を削ぎ、中央集権によって王の権力を高めていくことに注力していきます。

その為の一つの政策が、科挙(=官僚の登用試験)の実施。中国で実施されていた科挙を高麗で実施することで、儒教思想を国の中心に据え、王権を全国にいきわたらせようとしました。科挙を受けないと官僚にはなれないので、多くの豪族や貴族が科挙の試験を受けることとなりました。

また光宗は仏教を通して民心の安定にも力を注ぎました。"民心を得られなければどんなに良い政策も無意味"と考え、濟危寶(チェウィボ)と呼ばれる貧困層や病人のための救済所を設置していきます。

そういった大胆な改革により、高麗の政情はこれまでにないほどに安定。高麗に平和をもたらした"名君"となっていきます。


では、なぜ"狂った"と言われているのか?

その理由は、光宗の晩年にあります。敵対すると思われる豪族や親族を徹底的に排除していったのです。そのため、"狂った皇帝"との批判も大きいのです。本作のタイトル「輝くか、狂うか」も、そういった光宗の二面性を表現しています。
(原題は「빛나거나 미치거나」。邦題はほぼ直訳。)


※画像は全て「輝くか、狂うか」場面キャプチャー
©2015MBC

  

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