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ニッキー・ウー(呉奇隆)&リウ・シーシー(劉詩詩)結婚式《本番篇》

期待されたニッキー・ウー(45)とリウ・シーシー(28)のビッグカップルの結婚式が遂に3月20日にバリ島で盛大に行われました。

中国のマスコミだけではなく、シネマートマガジンも連続報道してきましたが(リウ・シーシー(劉詩詩)&ニッキー・ウー(呉奇隆) ウェディング写真公開!、ニッキー・ウー(呉奇隆)&リウ・シーシー(劉詩詩)結婚式・前夜篇)、やっと本番を迎えました。

結婚式の会場はバリ島の人気ウエディングリゾートのトゥリスナ・チャペルです。結婚式に使われる50万本の花や機材などを運送する為、6台の飛行機を飛ばしたと報道されました。前日から式場のセッティングが始まり、あちこちに二人の愛の「証」のモクレンの花が設置されました。ちなみに、式場の花をセッティングしたのは前回紹介したroseonlyの花の特別顧問Preston Bailey氏が担当しました。

結婚式前夜の19日、"1年1回更新"のリウ・シーシーは14ヵ月ぶりに微博で「ちょっと緊張します」と新婦としての気持ちを伝え、プロポーズ指輪の写真をアップしました。 この指輪の制作時間は6カ月、5.02カラットもあり、6千万元(約10億円)に値するという報道もありました。二人の結婚指輪はシンプルですが、劉詩詩の擬音数字「644」と呉奇隆の擬音数字「576」を刻んでいるそうです。


当日夜に、式場でお祝いパーティーも開催されまして、「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」の出演者は二人と記念写真を撮りました。残念ですが、ニッキーのライバル役を演じた八爺は出席しませんでしたが、ネットのファンに「やはり嫉妬心か?」と揶揄されました。

ドラマで、ニッキーが演じた"四爺"が言った「いつか、僕は必ず君を嫁としてもらう。」というセリフがありました。このセリフが本当のことになり、ファンに感動を与えました。


*新郎:ニッキー・ウー

中国結婚式の伝統「迎新婦」(新郎がアッシャー(伴郎)と一緒に新婦の実家に迎えに行き、ブライズメイド(伴娘)に出されたミッションをすべてクリアし、ブライズメイドに「紅包」<祝儀>を渡して"賄賂"を贈ってから新婦をもらえること)、ニッキーは龍袍(皇帝しか着てはいけない衣装)姿で登場しました。「こちらも『ジャクギ』アイテムか?」と言われるほど、「ジャクギ」にこだわりがあるそうです。

*新婦:リウ・シーシー

ニッキーの龍袍に合わせるのが大変ですが、シーシーのチャイナドレスもとても素敵で、全く違和感がありません。また、その後に着替えたウエディングドレスは制作期間500時間、300万人民元(約5,000万円超)にも達すると報道されました。
すごくお似合いで、笑顔が隠しきれないほど幸せそうな顔です。
そして、ニッキーのお母さんがシーシーに贈った金の飾りは1キロを超えたと報道されました。

  

  

*結婚式

二人の結婚式のテーマは「WL」です。「ウー」+「リウ」の首文字になりますが、「We Love」の意味も含まれているそうです。

ニッキーは式でこんな告白をしました。
「僕は何度も神様は不公平だと愚痴をこぼしたことがあります。たくさんの苦難や不愉快なことに遭ってきました。今なら僕はわかります。それは神様が一番大切なものを最後に僕に残したからです。」
ニッキーはお父さんの借金を返す為に、10代から12年間休まずに働いてきました。芸能界では有名な"倹約家"です。しかし、今回シーシーと結婚する為、自分が二十年間背負ったケチの"汚名"を晴らしました。






  

二人は入籍して1年以上も経ちますが、中国人にとってはやはり結婚式こそ、世間に「私たち二人、夫婦となります!」と宣言する重大なポイントとなります。
引き続き、結婚式に出席された方々を紹介します。



*思い出の「小虎隊」

出席者の中で、最も注目されたのは、かつてニッキーと同じグループ「小虎隊」(シャォフードゥイ)に所属したメンバーであるベニー・チェン(陳志朋)とアレック・スー(蘇有朋)です。

「小虎隊」とは、少年隊をコピーした3人組の男性グループです。1988年に台湾でデビューし、80年代から90年代まで中華圏で最もヒットしたグループとなりました。当時の3人の人気ぶりは、F4ですら匹敵できないほどです。70年代生まれの中国人にとっては、「小虎隊」は"青春の思い出"です (現在でいうと、90年代のTFBOYS的な存在)。
「小虎隊」は兵役などの問題で1992年に活動休止し、1995年解散を発表しました。その後、3人は次々と中国に進出し、ドラマで活躍しましたが、再結成の気配はありませんでした。しかし、2010年の春節聯歓晩会で解散後初めて3人揃って登場した時、全国から注目を集めました。十数年ぶりに再結成し、スペシャルメドレーを披露した3人は2010年の芸能界で「最もびっくりしたニュース」と報道されました。


今回、ニッキーの結婚式でベニー・チェンとアレック・スーはアッシャー(伴郎)として出席し、5年ぶりに3人が揃い、「小虎隊」のファンにとってはまた「歴史に残る瞬間」となります。(日本の光GENJIが再結成したようなイメージです。)


*二人を見守るアニー・リウ

ブライズメイド(伴娘)を担当した一人は「宮廷女官若曦」でリウ・シーシーのお姉さんを演じたアニー・リウ(代表作:「謀りの後宮」)です。ドラマの共演で仲が良くなったのが、ブライズメイドを任された理由となりますが、やはりその時から二人のラブストーリーをずっと見守っていたのも大きな決め手ではないかと思われています。



*フー・ゴー&ウォレス・フォ

結婚式が開催されるとメディアに報道されてから、トップニュースに上ったのは出席リストに掲載されたフー・ゴー(胡歌)とウォレス・フォ(霍建華)です。その理由については、こちらの記事をご覧ください。いつもメディアを通して"会話"を交わしている二人は、プライベートでの珍しい2ショットが期待されましたが、フー・ゴーのお父さんが緊急入院したため、結局出席しませんでした。

フー・ゴーはリウ・シーシーと同じ事務所に所属し、8回(ドラマ4回、PV1回、イメージキャラクター3回)も共演しました。かつて熱愛を何度も報道されたこともありますが、とりあえずプライベートでも仲がいいようです。
ウォレス・フォもリウ・シーシーとドラマで4回共演していて、リウ・シーシーとニッキーが主演した「中国ドラマ トキメキ!弘文学院」にゲスト出演しました。

19日のパーティーで、ウォレスは登壇し、「トキメキ 弘文学院」にゲスト出演する時のエピソードを披露しました。当時二人が付き合っていることを知らなかったウォレスはこっそりとニッキーに「いつもシーシーと共演するって、飽きないかい?」と聞きました。その後に、新聞で二人の交際報道を見た瞬間「自分はとんでもないバカだ」とショックを受けたそうです。また、お酒が入ったウォレスは「正直に言いなさい、僕と芝居する時に、僕の頭をニッキーの頭に切り替えたか?」と意地悪くにシーシーに聞きました。それが冗談か、本気かわからないですが、シーシーは恥ずかしそうに頷いたそうです。


映像はコチラから!(http://weibo.com/)

*シーシーのママ

もう一人今回の結婚式ですごく注目されたのはシーシーのママです。あまりにも品がよくて、写真が公開されたとたん、微博のホット話題ランキングにランクインしました。やはりママが上品だから、いつでも優雅で品のよいシーシー育ったのだとファンたちが感心しました。

また、二人のウエディング写真も新しく公開されましたので、是非チェックしてください。



文:Jenny
エスピーオーの中国人社員Jennyが、中国・台湾のエンタメニュースや流行を紹介します。

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