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9月22日(木)までの上映

キングメーカー 大統領を作った男

ストーリー

最高権力の座をめざして政治家同士が激突し、負ければ汚職など不正行為を問われて刑務所入りになることもある韓国の大統領選。まさに生き馬の目を抜く苛烈な選挙選を描いた衝撃作が『キングメーカー 大統領を作った男』だ。『KCIA南山の部長たち』など、韓国映画界が得意とするポリティカル・スリラーの真骨頂であり、男たちの熱いドラマが韓国政界の深すぎる闇を暴き出す!

劇中で描かれるエピソードの多くは、金大中(キム・デジュン)と選挙参謀だった厳昌録(オム·チャンノク)の実話を基にしており、「まさか!」と思うような展開も、ほとんどが現実に起こったということに驚かされる。そして世界各国で最高指導者の資質が問われている今だからこそ、この映画が描き出す「政治の理想と現実」が切実なテーマとして観客の胸に迫る。

光が強くなれば、影もまた濃くなるもの―
それでも私は先生に輝いて欲しい。
光の当たる表の存在として民衆の希望となる国会議員、キム・ウンボムを演じるのは名優ソル・ギョング。そして同じ理想を追いかけながらも、ウンボムの影となり力を尽くすソ・チャンデに扮するのは『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギョン。誰よりもお互いを必要としながらも、決定的なところで混じり合わない2人の複雑な関係を熱演。激動の時代に翻弄される男同士の絆が見る者の胸を熱くする。

監督を務めたのは、ソル・ギョングが主演した『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』の俊英ビョン・ソンヒョン。本作を歴史の重みを感じさせる本格派の政治映画として描き新境地を開拓、その才能の奥深を見せつけている。

予告編

監督

ビョン・ソンヒョン『名もなき野良犬の輪舞(ルビ:ロンド)』

キャスト

ソル・ギョング『茲山魚譜 チャサンオボ』
イ・ソンギュン『パラサイト 半地下の家族』
ユ・ジェミョン「梨泰院クラス」
チョ・ウジン『SEOBOK/ソボク』

スタッフ

2021年/韓国/123分/5.1ch/ビスタ/原題:킹메이커/字幕翻訳:小寺由香/提供:ツイン、Hulu/配給:ツイン
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物販情報

パンフレット 800円

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