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12月22日(金)より1週間限定上映 ※12月24日(日)は休映

戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版

第75回アカデミー賞主要三部門、第55回カンヌ国際映画祭パルムドールなど、数々の栄誉に輝いた『戦場のピアニスト』。ドイツ軍の侵攻によって平穏な日常を奪われ、愛する家族を失い、たったひとりで戦場をさまよう若きユダヤ人ピアニストを描いたこの不朽の名作が、初の4Kデジタルリマスター版として公開決定。壁に囲まれたゲットー(ユダヤ人隔離居住区)で虫けら同然に殺される人々。死と隣り合わせの飢えや孤独。徹底的に破壊された町並み。ことごとく人間の尊厳を踏み潰されながらも、決して”生”を手放さず、希望を失わないピアニストの気高い姿。そして敵味方を超えて魂の触れ合う瞬間。さまざまな名シーンが美しい映像で蘇り、かつてないほどの大きな感動を呼ぶ。
主人公ウワディスワフ・シュピルマンによる実話をもとに監督したのは『チャイナタウン』(74)、『ゴーストライター』(10)の名匠ロマン・ポランスキー。自らも幼い頃ゲットーで過ごし、母を収容所で亡くしたポランスキーにしか描けないリアルで壮絶な場面の連続でありながら格調高く映像化。主演は本作でアカデミー賞主演男優賞を史上最年少で獲得したエイドリアン・ブロディ。またショパンの名曲の数々が、鎮魂歌のように全編にわたって美しい音色を響かせる。
ワルシャワのゲットー放棄から80年。観る者全ての魂を震わせる傑作をこの機会にぜひスクリーンで体験ください。

STORY

ユダヤ人のウワディスワフ・シュピルマンはピアニストとして一目置かれる存在だったが、1939年に第二次世界大戦が勃発、家族とともにワルシャワ・ゲットーへ強制的に移住させられる。自由を奪われ、常に死の恐怖に怯える毎日。やがて数十万人のユダヤ人が強制収容所に移送される中、ゲットーを逃げ出す、シュピルマンだったが、本当の地獄は始まったばかりだった。

※当館での上映は、2Kでの上映となります。上映素材は、4Kにコンバートされたものです。

予告編

監督

ロマン・ポランスキー

キャスト

エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン、フランク・フィンレイ、モーリン・リップマン、エミリア・フォックス、エド・ストッパード、ジュリア・レイナー、ジェシカ・ケイト・マイヤー

スタッフ

脚本:ロナルド・ハーウッド

原題 : The Pianist/2002年/カラー/フランス・ポーランド・ドイツ・イギリス・アメリカ/英語・ドイツ語・ロシア語/150分
©︎2002 / STUDIOCANAL - Heritage Films - Studio Babelsberg - Runteam Ltd.All Rights Reserved.
配給:KADOKAWA

物販情報

原作本:新装版『戦場のピアニスト』¥2,200-
著者 ウワディスワフ・シュピルマン 著
佐藤 泰一 訳

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