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インタビュー|「星が繋ぐ初恋」チャン・ビンビン(張彬彬)“僕は彼ほど女性への接し方がうまくありません”

誰もが運命を信じたくなる、大人の極甘ラブストーリー「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」のDVD-BOX1が本日発売! DVDリリースを記念して、本作で一途で高い能力を持ったイケメン理系男子シュー・イエンシーを演じたチャン・ビンビン(張彬彬)さんのインタビューを公開!


  チャン・ビンビン
チャン・ビンビンさん

——「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」への出演を決めた経緯を教えてください。

チャン・ビンビン すんなり決まりました。まず僕のマネージャーが「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」の脚本を受け取り、その内容を高く評価しました。僕自身も脚本を読んで、シュー・イエンシーという役柄がとても気に入りましたし、ストーリーの論理性や価値観にも共感できました。それですぐに出演したいとマネージャーに伝えました。またホァン・ティエンレン監督を含め、本作の制作グループとはずっと一緒に仕事をしたいと思っていました。すべてが順調に決まりました。

——シュー・イエンシーという役柄について、どのように理解して演じましたか。また役作りをする際、もしくは役に入り込む際、特に力を注いだ部分、もしくは意識した部分はどこですか。

チャン・ビンビン 僕からするとシュー・イエンシーは完璧に近い人間です。いつも家族絡みのストレスを抱えていますが、どんなにストレスが大きくても、決して夢を諦めません。同時に、愛する人にストレスを与えないため、すべての責任を1人で担おうとします。ずっと他の人に尽くしてきた人物です。 意識したのは目です。シュー・イエンシーは口数が少ないので、目で感情を伝える必要がありました。

「星が繋ぐ初恋」眼鏡をかけているチャン・ビンビン
© 2023 Croton Entertainment Co., Ltd.

——シュー・イエンシーを演じる上で難しかった点や、挑戦になった点はありましたか?

チャン・ビンビン 挑戦になったのは育った環境の違いです。僕は幸せな家庭で育ちましたが、シュー・イエンシーは幼くして両親に捨てられ、家族は離れ離れになり、愛情を十分に受けずに育ちました。僕は役を演じる際、その人物に共感したいと思っています。撮影中、シュー・イエンシーの世界にどっぷり浸かり、彼の悲しみや、やるせなさを自分も感じる必要があります。それにより強い心の支えを得て、自分はシュー・イエンシーそのものだと感じ、役柄も深く解釈できるからです。

——あなたとシュー・イエンシーの類似点や相違点を教えてください。

チャン・ビンビン 一番の類似点は口数が少なく、行動で示すところです。正直者で行動がすべてです。 相違点は、僕は彼ほど女性への接し方がうまくありません。シュー・イエンシーは恋人への接し方が本当に上手なんです。とてもかないません。

——脚本家や監督からのアドバイスで印象に残っているものはありますか。

チャン・ビンビン 「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」の放送開始後、キスシーンがロマンチックだと評判になったのは監督のおかげです。監督は恋愛の空気感を作るのが本当に上手で、キスシーンの細かい指示も専門的でした。とても助けられました。


© 2023 Croton Entertainment Co., Ltd.

——シュー・イエンシーは、高校生の頃から衛星通信や宇宙科学に憧れを抱いていました。あなたは学生の頃、どんな夢がありましたか。今、それはかなっていますか。

チャン・ビンビン 学生時代の夢は2つあって、1つはプロゲーマーになること。もう1つは歌手になることです。プロゲーマーは、もうこの年齢なので実現するのは無理でしょうね。歌手はこの先、実現するチャンスがあるはずです。自分が主演したドラマの劇中歌を歌うだけでなく、いつかシングルかEPを出す予定です。早く夢が実現するように願っています。

——撮影中、難しく感じた点もしくは挑戦になったシーンはありましたか。

チャン・ビンビン 弟と別れるシーンです。赤ちゃんの頃から自分が育てた弟を父親に連れていかれますが、弟の幸せを願って耐えるしかありません。シュー・イエンシーが弟を抱きしめ、慰めて、遠ざかる姿を見送るシーンは本当に心が痛みます。あのシーンを演じる際は、じっくり気持ちを作っていたので、絶対に話しかけず1人にしてほしいとスタッフに頼みました。スタンバイ中、弟との別れを考えるだけで涙があふれてきたからです。弟役を演じた子にも思い入れがあり、リアルに必死で涙をこらえました。あのシーンは最も挑戦的で最も胸が張り裂けそうになったシーンでした。

——シアン・ユエンを演じたウー・チェンさんとの共演はいかがでしたか。

チャン・ビンビン 今回、ウー・チェンと共演できてとてもうれしかったです。彼女は明るくてまっすぐな性格で、仕事に対してとても真面目で、向上心のある女優です。彼女の性格はシアン・ユエンとよく似ていて、まるでシアン・ユエンそのものでした。

「星が繋ぐ初恋」ウー・チェンとチャン・ビンビン
© 2023 Croton Entertainment Co., Ltd.

——ウー・チェンさんとの共演に関して、撮影外のエピソードや、印象に残っている小ネタはありますか。

チャン・ビンビン 僕が撮影の合間にいつもジェイ・チョウの歌を口ずさんでいたので、彼女は僕がジェイ・チョウのファンだと気づいたんです。それでクランクアップが近くなった頃、ジェイ・チョウが印刷された携帯ケースをプレゼントしてくれました。結構気に入って、SNSに投稿してみんなにも共有しました。

——「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」で最も好きなシーンもしくはセリフを教えてください。またそのシーンを選んだ理由も教えてください。

チャン・ビンビン 「奴を追い払え」きっと多くの視聴者にとって最も印象深かったセリフだと思います。嫉妬して横暴になるシュー・イエンシーを嫌いな人はいないですよね。

——「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」にはドキドキするシーンがたくさんあります。日本の視聴者に向けて、あなたが選ぶトキメキシーンBEST1を紹介してもらえますか。

チャン・ビンビン 扉の外に恋敵がいる中で、シュー・イエンシーがシアン・ユエンにキスしつつ、自分と付き合うか尋ねるシーンです。みんな、このシーンがお気に入りですよね。

「星が繋ぐ初恋」ウー・チェンとチャン・ビンビン2
© 2023 Croton Entertainment Co., Ltd.

——最後に日本の「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」の視聴者に向けて挨拶と本作のピーアールをお願いします。

チャン・ビンビン 日本の皆さん、こんにちは。僕は「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」で、技術部の班長シュー・イエンシーを演じています。「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」は夢を追う主人公が癒やされていく物語です。圧倒的な技術力と能力を持つヒーローのシュー・イエンシーと、企業経営に長けるヒロインのシアン・ユエンが、力を合わせて“怪物”を倒し、難題を解決して、共に成長していく物語です。気に入ってもらえたらうれしいです。

チャン・ビンビン2

Cinemart独占!チャン・ビンビンさんへ1問1答

眼鏡姿のチャン・ビンビン
© 2023 Croton Entertainment Co., Ltd.

Q1.俳優になったきっかけは?

大学入試の準備をしていた際、偶然、演劇を教えている先生に出会いました。その先生に演劇学校が向いていると言われたので、1年間しっかり準備して上海戯劇学院に合格し、俳優としてスタートを切りました。

Q2.脚本や作品を選ぶ際、何を重視する?

ストーリーに魅力を感じるかどうか、全体を通して論理的かどうか、その役柄に挑戦してみたいかどうかを重視します。

Q3.日常生活で幸せを感じる瞬間はいつ?

両親と一緒に家で食事をしている時や、一緒に海を見に行く時です。

Q4.最近はまっていることは?

映画鑑賞とトレーニングです。



「星が繋ぐ初恋~Here We Meet Again~」
「星が繋ぐ初恋」キービジュアル

DVD-BOX1:2024年4月10日 発売
DVD-BOX2:2024年5月10日 発売 各17,600円(税込)

※2024年4月3日より、DVDレンタル&各社動画配信サービスにて配信スタート

発売・販売元:エスピーオー
原題:三分野
© 2023 Croton Entertainment Co., Ltd.
公式サイト:https://www.spoinc.jp/dc/c/hwma.html

記事制作:Cinemart編集部

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