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「OST」とは? 韓国ドラマに欠かせないOSTに惚れる理由はこれ!

韓国ドラマをお好きな方なら、「OST」という言葉を聞いたことがあるかと思います。その 「OST」とは、「Original Sound Track」の略で、日本で「サントラ」とよばれているものです。ドラマを見ていると、いいところで、いい曲がスーっと入り、そのドラマを何倍にも感動させてくれる、そんな存在です。

韓国では、このOSTがとても充実しています。OSTが制作されないドラマはありません(断言)。制作されるだけではなく、ドラマが始まるとOSTアルバムも発売されます。ドラマによっては、1枚だけではなく、2枚も。その アルバムには、CDの他に、OSTのMusicVideo(以下、MV)のDVDや、ドラマのフォトアルバムなども同梱されていて、とても豪華な一品となって発売されるのです。

また、OSTは、ドラマが放送スタートする前から話題になります。「あの 大物ソロアーティストが、ドラマ『 ○○○○』のOSTに参加!」というニュースが飛び交い、視聴者は、そのドラマだけでなくOSTにも注目し、ドラマへの期待が高まります。それだけではなく、Youtubeに、OSTのMVが公開されるのです。わたしは、OSTがYoutubeで公開されるやいなや、ドラマもまだ見ていないうちから、まずその"OST"にハマっていくのです。
今では、「ドラマをみてOSTにハマる」ではなく、「OSTを聞いてドラマを見る」に変わってしまうほど、OSTに惚れ込んでいます。

私は、もともと韓国ドラママニアですが、今ではドラマだけではなく、KPOPにもハマっています。そのきっかけになったのは、他でもない、ドラマのOSTなのです。ドラマ とKPOP。エンターテイメントという枠では繋がりますが、ちょっと違和感がおありでしょうか。

5年ほど前になりますが、『シンデレラのお姉さん』というドラマを見始めた時のことです。そのOSTの中に、グッとくる1 があり、その曲について調べたところ、その曲を歌っていたのは、アイドルグループSUPER JUNIORのボーカルのイェソンでした! 私のなかでは、「え、え、え、なんで、アイドル?ピンで歌っている? え、上手い!? 」と、いろんな言葉が駆け巡りました。日本では絶対にない事だらけで混乱しました。

それからというもの、そのイェソンが歌っている他のOSTや、もしかしたら他のアイドルも歌っているかも、と、今まで見たドラマもあらい出し、調べ始めました。結果、かなりのKPOPアイドルが、グループだったり一人でOSTを歌っていました! いまでも、その時の嬉しい衝撃は覚えています! OSTが、KPOPという素晴らしいエンターテイメントを導いてくれました。

その時から、私は、KPOPアイドルグループ(特にメインボーカル)を尊敬するようになりました。みなさん、本当に歌が上手い! その生歌を聞きたいばかりに、コンサートへも足を運ぶようになりました。会場へ響き渡る、あの歌声を聞きにいくために。

韓国ドラマのOSTは、韓国エンターテイメントの発展において、とても大きな役割を担っていると思います。私は、韓国以外の国で、ここまでOSTが充実しているのをまだ見た事がありません。韓国特有のカテゴリーです。その OSTに魅せられ、今では自称"OSTマスター"です!

筆者:坂巻亜弥子

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