Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

連載

【SPO社員インタビュー・アニタ】第3回 年下の男の子

第1回、第2回と素晴らしい日本愛を語って下さったアニタさん。
〈似てるようで違う!?〉今回はご出身の台湾と日本の文化の違いについて語って下さいました。

―では今回は台湾と日本の男女関係の違いについてお聞きします。
アニタ:唐突ですね(笑)私自身少し特殊な経歴なのでいわゆる普通で平均的な事をお話しできるかわからないですけど、私から見た日本の男性と台湾の男性の違いについて少しお話したいと思います。
私が日本にきて一番驚いたのは"年の差カップル"が割と普通にいる事でしたね。
特に女性が年上のカップルが多い!

―台湾では普通じゃないんですか?
アニタ:凄く珍しいですよ!特に男性の方が自分より年上のパートナーを作りたがらないじゃないですか?もちろん例えば台湾の有名人の中にも女性が年上のカップルはいますけど、一般的には台湾の男性は自分と同じ年もしくは、自分より年が少し下の女性と付き合うのが一般的考えですね。

―確かに日本人は年の差はあまり気にしない印象ですね。
アニタ:少なくとも私の周りにはいなかったですね。私の両親も父が母より3歳年上だったし、友達たちも年の差カップルはいなかったので個人的に感じる一番の違いはそこですね。

―では少し踏み込んだ質問を。アニタさんの理想の男性像などがあればお願いいたします。
アニタ:これまた唐突に(笑)そうですね、私自身は凄く自由が好きなので理想は互いにやりたい仕事をして一日何時間か共有できる時間があれば一番ですね。

―依存し合わない生活ですか?
アニタ:うーん、やっぱり自分がやりたいと思うことが優先的になっちゃうのでその辺りを理解してくれる男性がいいですね。そのかわり、相手も自分のやりたい事を続けていて欲しいとも思っています。

―素晴らしいお考えですね!
アニタ:それと共通の好きな物があるといいです!私は本当に映画や演劇が大好きなのでパートナーも映画好きだったら一番の理想です!あっ、あと年も関係ないですよ!!

―貴重なご意見ありがとうございます。ではその他で感じる台湾と日本文化の違いはございますか?
アニタ:どういたしまして(笑)その他にですか?
そうですね、あとは家族に対する考えの違いですかね?日本では家族と言うと誰の事だと思いますか?

―親と子供と兄弟と姉妹ですかね?
アニタ:じゃあ、従弟や伯父・叔母、姪・甥などは?

―その辺は親戚ですよね?
アニタ:そこなんですよ!台湾では全員家族という認識なんですよ。
日本の親戚の様に「血は繋がっているけど家族ほど近くない!」って感覚が全くないんですよ。みんな大きなくくりで
"家族"なんですよ。

―たしかにそこは全く違った感覚ですね。
アニタ:そうですね、あとは親に対する考えも日本は少しだけ冷たい印象があります。
日本だと独り立ちするとお盆や正月など年に数回しか親と合わなくなりますけど台湾だと考えられないです。

―本当に家族を大事にするんですね。
アニタ:そこも台湾人として誇らしいと思っています!あとは台湾は女性の社会進出率が高いですね。女性もバリバリ働くのが台湾では普通の感覚ですね。日本よりその辺りは強く感じています。

―アニタさんのご家族も女性がリードしてますもんね、特におばあ様が(笑)
アニタ:確かに、うちは特に祖母主体の女系家族なんでね(笑)

―それでは最後にこの記事を読んでいる日本の読者に一言お願いします。
アニタ:はい。やっぱり日本のたくさんの方に台湾に遊びに行ってほしいですね!
私が日本に行って違和感が全く無かったように、日本の方たちが台湾に行っても全く違和感ないと思います!台湾の人たちは日本の事が本当に大好きなので、今後も文化や人との繋がりで互いに良い影響をし続いていければなと思います!!

―長いお時間、インタビューありがとうございました。
アニタ:ありがとうございまいした!

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP