世界の涯てに
不治の病に冒された娘と、彼女が恋する英国と香港の二人の青年の三角関係を描くラヴ・ロマンス。
ストーリー
香港。不治の病に冒されたケリー(ケリー・チャン)は、裕福な家庭の娘。ある日、彼女は街で探し物を何でも引き受ける便利屋のチュン(金城武)に出会う。ケリーはチュンに、死ぬ前にもう一度会いたい男性を探すことを依頼した。手掛かりはわずかだったが、常に親身な態度で仕事を続けてくれるチュンと、病気も忘れて過ごす楽しい日々。探していた男性はテッド(マイケル・ウォン)。ケリーはチュンに、「彼はスコットランドの沖に死者の魂が帰っていく“世界の涯て”という場所から、自分の心の支えとなるために来た人なの」と語る。だが、テッドはケリーに、父親から英国にあるホテルを継いだと言って、住所を渡すとすぐに去ってしまった。自分の病気が悪化しているのを知ったケリーは、はじめはためらったが、テッドと共に最後を迎える決心をしてスコットランドへ渡る。そんなケリーを追うチュン。スコットランド。テッドに会ったケリーだったが、彼女が最後に選んだ人は、彼女を“世界の涯て”まで追ってきたチュンだった。香港に戻った二人は結ばれた。ケリーはまもなく、病のために亡くなった。ケリーの葬儀。二人の男、チュンとテッドをそっと見守るケリーの霊の姿があった。
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高画質:440円(税込)
視聴時間:48時間
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標準画質:2,200円(税込)
監督
リー・チーガイ
キャスト
金城武
ケリー・チャン
マイケル・ウォン
1996年/香港/111分