鶴田法男〈監督〉

1960年12月30日 東京生まれ。オリジナルビデオ「ほんとにあった怖い話」(1991~92)シリーズ、及びそれに続いて発表した「悪霊怪談/呪われた美女たち」(1995)、「亡霊学級」(1996)などのオリジナルビデオ・ホラーの恐怖演出が、その後のJホラーの映画作家たちに多大な影響を与えた、世界を席巻する【Jホラーの先駆者】。1999年から現在まで続くフジテレビの超人気TVシリーズ「ほんとにあった怖い話」のメイン監督もつとめる。毎年、秋に開催されている「三鷹コミュニティシネマ映画祭」スーパーバイザー。

【主な略歴】

1991年 自ら企画した同名ホラー・コミックのビデオ映画化「ほんとにあった怖い話」でプロ監督としてデビュー。
1996年 映画『リング』の貞子のテレビ抜けの原点といわれる「悪霊怪談/呪われた美女たち」や、つのだじろう原作の「亡霊学級」などの ホラー・ビデオ映画を発表。
1999年
2000年
TV「学校の怪談」を皮切りにテレビ界にも進出し、TV「ほんとにあった怖い話」を黒木瞳、稲垣吾郎、中山美穂などの豪華キャス トを迎えてフジテレビの2時間ドラマとして完成。現在まで続く人気シリーズに。 映画『リング0~バースデイ~』を発表。
2001年 香港との合作『案山子-KAKASHI-』を監督。同作は夕張ファンタスティック国際映画祭2001のファンタランド国王賞を受賞。
2004年 つのだじろうの「恐怖新聞」を原作とした『予言』を発表。同作はロバート・デ・ニーロが主催するニューヨーク・トライベッカ映画祭 2005に招待。
2007年 米国のテレビ・シリーズ「Masters Of Horror」の一編「ドリーム・クルーズ」(日本では劇場公開)を撮り全米進出を果たす。
2008年 楳図かずお原作『おろち』を映画化。釜山国際映画祭に招待。

【映画 主な監督作品】

『リング0~バースデイ~』(2000)、『案山子 KAKASHI 』(2001)『予言』(2004)『おろち』(2008)
『POV(ピーオーヴィ) ~呪われたフィルム~』(2012)『トーク・トゥ・ザ・デッド』(2012)
『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 【出題編】【解答編】』(2013)