《4月23日(金)まで》

好きでした…好きでした。ずっと、あなたのお側にいたかった。
安政元年、長州。 野山獄にひとりの男が護送されてきた。彼の名は、吉田寅次郎。幕末は、この男から始まった。
生誕180年を迎える吉田松陰。私塾「松下村塾」を開き、多くの才能を見出した稀代の思想家であり、教育者であった彼の29年の短い生涯の中で、藩の牢獄「野山獄」に収監されていたことがあった。野山獄に収監された者には刑期はなく、生きて出られる者はほとんどいなかった。自暴自棄になってゆく者が多い中、松陰は、常に前を向き清廉で一途、人を愛してやまなかった。そんな松陰の姿に他の囚人達もしだいに心を動かされるようになり、中でも唯一の女囚・高須久は松陰への気持ちを深めていった。その後、自宅蟄居となった勝因は「松下村塾」を開き、後進の指導に当たりつつ、獄囚の開放にも手を尽くす。その頃、時代が大きく動きはじめていた。幕末の偉人・吉田松陰の生涯ただ一度の恋の物語。
配給:Thanks Lab 配給協力:シナジー (2009年/日本/94分)
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