キング・ナレスワン ~アユタヤの勝利と栄光~

英雄ナレスワン大王が国の独立を勝ち取るまでを描いた一大叙事詩。巨額の製作費で挑みタイ映画史上最大のヒットを記録した。

◆監督

チャートリーチャルーム・ユコーン

◆出演

ワンチャナ・サワッディー

ノパチャイ・チャイヤナーム

タックソーン・パックスックジャルーン

インティラー・ジャルンプラ

矢野かずき(山田長政役)

2007年/169分/カラー

英題:King Naresuan Part2



かつてハリウッド映画が得意としていたスペクタクル映画を、タイの『キング・ナレスワン~アユタヤの勝利と栄光』で味わえるとは思わなかった。未曾有の製作費を注ぎ込み、中盤から終盤にかけての圧倒的な物量による戦闘場面と、息つくヒマも与えぬ展開に大興奮!! 一刻も早く、間もなく完成する第3部(完結編)を観てみたい。
鷲巣義明(映画文筆家)

Introduction


本物の軍人を兵士役として起用、爆薬を惜しみなく投入した桁外れのアクションシーンで、前作『キング・ナレスワン序章』を超え、タイ映画史上最大のヒットを記録した歴史大作シリーズの第2部。大帝国ホンサワディーの捕虜であったナレスワンが、アユタヤ王朝の独立を勝ち取るまでの栄光の日々を描いていく。この続編であり、最終章となる第3部は本年(08)末の公開を目指し、トニー・ジャー主演で撮影が進められている。前作で描かれているように、ビルマのホンサワディー軍はアユタヤ国を陥落する。しかし、その内実はシャム族とビルマ族という単純な対立構図ではなく、同じシャム民族同士の勢力争いの結果でもあった。また、大帝国ホンサワディーを築いたブレーンノーン王は、自分の息子や孫よりも捕虜であったナレスワンに大王の素質を見出し、自分の国を継いで欲しいと願った。本作は派手な戦争アクション、英雄譚だけでなく、民族を超えた戦時中の愛憎ドラマという観点で観ても楽しめる内容となっている。

Story

1581年にホンサワディーのブレーンノーン王が崩御すると、各属領が独立を目指して次々と謀反を起こし始めた。ナレスワン王子(バード)率いるピッサヌローク軍も謀反の制圧に協力するが、新国王ナンタブレーンの息子であるマンサムキアットの軍より手柄を立てたことで、逆に危険視され、暗殺事件が起こる。ナレスワンはこの事件を正当な理由に、ホンサワディー国からのアユタヤ王朝の独立を宣言。ホンサワディーとアユタヤの全面戦争が始まる。

(C)2007 Prommitr Production. All rights reserved.


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