キング・ナレスワン 序章~アユタヤの若き英雄誕生~

タイの王族出身でタイ映画の巨匠チャートリーチャルーム・ユコーン殿下が監督。タイ映画史上最高の製作費を投入し、アユタヤ王朝時代を舞台に実在したナレスワン大王の幼少期を描いた絢爛豪華な歴史大作!

◆監督

チャートリーチャルーム・ユコーン

◆出演

プラッチャナー・サナンワッタナーノン

ジラユ・ラオーンマニー

スチャダー・チェックリー

ソーラポン・チャートリー

2007年/167分/カラー

英題:King Naresuan Part2



かつてハリウッド映画が得意としていたスペクタクル映画を、タイの『キング・ナレスワン~アユタヤの勝利と栄光』で味わえるとは思わなかった。未曾有の製作費を注ぎ込み、中盤から終盤にかけての圧倒的な物量による戦闘場面と、息つくヒマも与えぬ展開に大興奮!! 一刻も早く、間もなく完成する第3部(完結編)を観てみたい。
鷲巣義明(映画文筆家)

Introduction

16世紀以降、東南アジアは他民族国家が乱立する、日本の戦国時代のような状態だった。その頃、多数の国を属領として治め、東南アジアで最大の帝国を築いていたビルマ(現在のミャンマー)と隣接するシャム(当時のタイの名称)との間でも領土を巡る争いが頻発していた。この両国の戦いはこれまでも多くのタイ映画で描かれてきており、本作の監督の前作『The Legend of Suriyothai』(01)も王と共に戦場でビルマと戦った女傑スリヨータイ妃の物語だった。この前作はタイ映画界に新風をもたらしたスケールの大きな作品だったが、この『キング・ナレスワン』シリーズ(1部と2部)は製作費2,500万ドル(約30億円)、撮影期間4年、そして撮影現場となったビルマ国境のカンチャナブリ県に当時の都を再現するという更なる桁外れのスケールとなっている。もちろん作品も桁外れの大ヒットを記録している。この第1部ではアユタヤの独立を取り戻すナレスワン王子が、将来の大王になる品格を身に着けていく姿を丁寧な演出で描いている。

Story

舞台は16世紀のシャム。ビルマのホンサワディー国の軍が、シャム北部のピッサヌローク国を陥落し、属領とした。ピッサヌローク国のマハータンマラーチャー王は、忠誠の印として長男のナレスワン王子(ビージェー)をホンサワディー王に差し出す。ホンサワディーはピッサヌロークと親戚関係にあるアユタヤ国も陥落させ、帝国を拡大していく。そうした中、ナレスワン王子は捕虜として過ごしながらも、民族の誇りを捨てず、将来のアユタヤ王朝の独立を夢見ながら成長していく。
(C)2007 Prommitr Production. All rights reserved.

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コメント

昨年タイでタイ語のDVD]を購入して観ました、こういった壮大な映画を見ると、タイ映画のレベルの高さを感じます、この機会に日本語で観られることを楽しみにしています。
他にも沢山素晴らしい作品があるので、皆さんにタイムービーを知って欲しいですね。タイの波を感じます。この作品にはタイの歴史のほかに人の本来持つ大切な心も刻まれています、お薦めしたい1作です。
全く違う映画ですが、The Love Of Siam も、繊細な気持ちが表現されているとても素敵な作品です。タイムービー最高!

これ見てから行けばよかった。。。

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