『携帯電話』で映画初主演のオム・テウン
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オム・テウン=13日、ソウル(聯合ニュース)
ドラマ『復活』『魔王』などで線の太い演技を見せ人気を博したオム・テウンだが、スクリーンでは助演に甘んじてきた。『私たちの生涯最高の瞬間』では女子ハンドボール選手に囲まれたコーチ、『家族の誕生』では家族に大きな宿題を投げかけて消える弟、『あなたは遠いところに』では妻を戦火のベトナムに向かわせた夫。事件の原因と背景ではあるが、中心人物とは言えない役どころばかりだ。
そんなオム・テウンにとって、19日に封切られる『携帯電話』は当然、格別な意味を持つ作品となる。パク・ヨンウとの”ツートップ”だが、最初から最後までストーリーを引っ張るのは彼だ。演じる芸能人マネージャーのスンミンは、スキャンダルの危機にある女優ジナ、失くした携帯電話を広い自身を操るイギュ、愛しているがどこか不安に見える妻ジョンヨンの登場人物全員と、事件の中心に立っている。
封切りを控え、ソウル・三清洞のカフェで会ったオム・テウンは、これまで映画主演の話はあったが、キャラクターや作品に物足りなさを感じ、より魅力的な助演に徹していただけだと語った。今、主役を演じるのは遅くも早くもなく、何事にも”時”があり、『携帯電話』は最も適切な時期に出会った最高の映画だと紹介する。それだけに主演へのプレッシャーも大きく、『魔王』にキャスティングされたときのような気分だったと振り返った。
「数日前の試写会まで、ずいぶん心配しました。映画そのものに対する心配はなかったけれど、果たしてわたしが物語をうまくリードできていただろうかと悩みました。とにかくストーリーが大きく、これまでの映画のなかで最も分量が多く重要な役だったので、自分にやれるだろうかと負担になっていました」。

オム・テウン=13日、ソウル(聯合ニュース)
キム・ハンミン監督がオム・テウンをキャスティングした理由は、意外にも「妻のジョンヨンとのメロドラマ部分を生かすことができると思うから」ということだったと笑う。「外から見える部分は2人の男の対決ですが、実はこの映画ではメロ部分が重要なんですよ。そこをうまくやれそうだから、とおっしゃったんです(笑)」。
とはいえ劇中では、携帯電話を手に怒り、ひたすら走り、誰かと殴り合うといったシーンがほとんどだ。緊張したシーンの連続で、いつ腹を立て、感情を表現すればいいのか、感覚をつかむまで苦労した。監督と話し合いを続け、その判断を信じて演じたという。携帯電話を通じ対決するパク・ヨンウと直接会うシーンはさほど多くなかったが、会ったと思えば乱闘になる。オム・テウンは主に殴る側だ。演技に入ってしまえばけがをさせてしまうこともあるかもしれないと、撮影前はとても心配したという。幸い、負傷はなかったが、「いっそ殴られる役の方が気も楽ですよ」。
昨年は3本の映画に出演した。ことしは上半期に『携帯電話』と、昨年撮影した『チャウ』も封切られる。最近は時代劇ドラマ『宣徳大王』に出演が決まった。休む間もなく走っているが、仕事がしたくても役が与えられなかったデビュー初期のころを思うと、今の状況には感謝するばかりだという。
「休みたいという気持ちはありますよ。でも、仕事が途切れず入ってくるというのは幸運じゃないですか。最初は演技がしたくてもできなかったんですから。幸い、これまでさまざまなジャンルの脚本で、さまざまな役を演じることができました。演技に壮大な設計を立てているわけではありませんが、挑戦は続けていきます」。
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