『同窓会』初日舞台挨拶 (8月16日/シネマート新宿)

内容

8月16日(土)シネマート新宿ほかにて映画『同窓会』が上映初日を迎えた。 東京・シネマート新宿で行われた初日舞台挨拶ではサタケミキオ監督(宅間孝行)、永作博美、鈴木砂羽、MCとして兵藤ゆきが登壇。その模様をお伝えします。

兵 藤:監督からご挨拶をお願いしましょうか。

監 督:本日はお忙しいところ、初日にこんなにもたくさんの人にお越しいただいて嬉しいです。どうもありがとうございます。

永 作:雪役を演じました永作博美です。私も大きな会場が一杯になったと聞いてとても嬉しく感じております。観覧された後ですから、映画を観た感想などを聞きたいなと思います。どうもありがとうございました。

鈴 木:石川えり、通称ひめ役こと鈴木砂羽です。こんなに沢山の人に来ていただいて嬉しいです。やっぱり初日の映画館はこうでないとって感じです。ありがとうございます。

兵 藤:宅ちゃん(宅間)!宅ちゃんが作ったこの映画なんですが、色んな意味でパニックパニック、笑わせて泣かす作品が多いのですが、この映画を作ったキッカケといいますか、どこからインスピレーションを得たのですかね?

監 督:一番最初は、同窓会をテーマとした脚本を書いてくれって話があって、書いてから色んな事が後付けで決まってきたんですよ、監督やらないか?とか。

兵 藤:依頼はどこから来たのですか?映画会社とか、製作会社とか?

監 督:製作会社ですね。映画のオリジナルで一本作ってくれって事で。で、それが2005年の夏だったと思うんですけど、ちょうど舞台中だったので、終わってからやろうと思っていたんですけど、テレビドラマ「花より男子」が急に立ち上がっちゃって、脚本を頼まれて引き受けてしまったので、ほったらかしになっちゃったんですね。そうしたら、すごい怒られちゃって。書いてくれるって言ったのにいつになったら書いてくれるんだってなって。年末年始もバタバタしているので、それが済んだら書きますって言ってずっと逃げてたんですよ(笑)。でも逃げられなくなって、年頭くらいに本当に書いてくれないと困ると言われたので書き始めて一週間で書き上げたんです、実は。

兵 藤:その時には、ゆき姐役は決まっていたんですか?

監 督:ゆき姐役は、最初からゆき姐って書いてました。

兵 藤:うちのマネージャーが、「ゆきさん、凄いセリフ多いんです。」って言うから「何で?」って言ったら、雪ちゃんと間違えてたんです(笑)宅ちゃんの奥さんの役は違うだろうっていう。 まぁ、80年代のアイテムが随所に出てくるという。宅ちゃんと呼ばせてもらっているのは、実は『同窓会』の撮影の時に初めてお会いしまして、「元気が出るテレビ」をドンピシャで、高校生の時にほんじょうという所で下宿していた時に見ていたと聞きましたが、自分の高校生の時の事が映画に入っていたりするんですか?男子校ですけど。初恋の人がいたとか。

監 督:皆さんご覧になっているから分かるとは思うんですけど、ぶっちゃけて言うと、自分で言うのも何なのですが、高校生にしてはちょっとウブかなっていう感じの描写なので、どちらかというと中学生に近いかなという感じですかね。

兵 藤:どの辺がウブだと?宅間孝行的には。

監 督:高校3年生の設定で、あぁはならないんじゃねぇかなって。ダメですかね、こんな事言っちゃ(笑)。中学生の方が近いですかね、自分達の体験から言えば。例えば、ラブレター書いて渡しに行こうとするとか告白するとか、あの辺の感じが・・・まぁ田舎の設定なので、その辺は許していただきたいなと。

兵 藤:永作さんも作品の中で大きくなってからの役ですけど、ウブだと思いました?

永 作:私は監督と同い年なんですけど、同世代としてはあんな感じだったなというか、懐かしい感じがして素直に入ってきましたけどね。

兵 藤:個人の経験の差っていうものですかね?

永 作:私も田舎出身なので・・・田舎はあんな感じでしたよ?(笑)

兵 藤:砂羽さん的にはどうでした?高校生のあの時代の恋愛はあんな感じでしたか?宅ちゃん派ですか?博美ちゃん派ですか?

鈴 木:博美さん派で(笑)

兵 藤:みなさん(お客さん)は分かってらっしゃるとは思うのですけど、この映画は純愛を成就してっていう・・・

永 作:そうですねぇ。最近珍しく素直にやらせていただいた役で、安心してできました。

兵 藤:色んな意味で最近ちょっと、小悪魔というかね。私は小さい時から博美ちゃんを知っているので、大人になったわねぇというか。

永 作:大人になりました。最近は濃いというか企んでる女的な役が多くてですね、それはそれで素直にやりたいなと思いながらも、今回は清々しく演じさせてもらえました。

兵 藤:どっちが近いんですか?企んでる女と雪みたいな女性とでは?

永 作:企んでるって役をやってても疲れるからしたくないって思いますね。だから雪みたいに「しょうがないや、こんな事あったけど次、頑張ろう」ってのが、生きていて気持ちいいなって思いますね。

兵 藤:ちょっと成功してきた映画監督と作家って、本人(宅間)みたいですよね。調子こいて女優さんとデキちゃってみたいな。どうですか?その辺は?

監 督:不倫をしてるとかそういう事ですか?(笑)

兵 藤:調子こいて女優と結婚しちゃいましたけどね、実際に(笑)。

監 督:調子こきましたね、ハイ、調子こきました。

兵 藤:一般的に、男というものは初恋の女性と結婚しても、どっかスッと行ってしまうものなのか?

監 督:男というものはですか?

兵 藤:いえ、あなたというものは。

監 督:正しく生きていきたいと思います。

兵 藤:まぁまぁ、初めての映画監督という事ですけれども、撮影中に困った事とかはありましたか?大変だったなぁとか。

監 督:大変でした。映画監督をやるという事で気負った部分が多くて、プレッシャーもあり、何をどうしていいのか分からず大変な思いをしました。で、「大変なんだぁ」って永作さんに言ったりしてました。

兵 藤:その時、永作さんはどういう風に言ってあげたんです?

永 作:「うんうん、分かる」って感じで(笑)。私もあまり監督に余計な事を言うのもって感じでしたし、聞いて流す方がいいのかな?って(笑)。大変は大変で仕方ないし、どうしようもないですもんね。だから、私は私で自分が書いている(雑誌の)原稿を添削してもらったりしてました。

兵 藤:砂羽さんは現場はどうでしたか?色々と大変だって言っている二人を見てて、私は関係ないわ?みたいな感じですか?

鈴 木:そうですねぇ(笑)

兵 藤:でもねぇ、鍵を握っているというか、そういう役だったじゃないですか。

鈴 木:(監督は)凄く的確に指示を下さるんで、言われるがまま演技したつもりなんですけど、(監督は)あんまりそう思ってないとかインタビューとかで・・・私は言われたままやったつもりなんですけど。監督は私の事を不敵だったというような事をインタビューとかで言っていて(笑)。いいんです、いいんです、現場はそうやって切磋琢磨しあって、監督が作っていくものなんですよね。

兵 藤:なるほど、自分では監督に言われるがままやっていたつもりなのに、結構、強情な奴だと思われていたという事ですか。

鈴 木:(監督に向かって)ちょっとそう思っていたでしょ?(笑)

監 督:そんな事は全然・・・ちょっとだけ(笑)。

兵 藤:それでは最後に皆さんに一言お願いします。

永 作:本当に大人の映画なのに、久々に清々しい気持ちになれる映画なので、たくさんの人に観てもらいたいと思っています。個人的には久々にゆき姐が見れて良かったです。本当にそのまんまなのでビックリしました。それは人に言ってもいいと思うので、良かったよ?って広めて下さるようお願いしたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

監 督:逆にゆき姐はどうだったんですかね、映画に出てみて。

兵 藤:何が嬉しかったってねぇ、「勇気を出して初めての告白」をまたやれるとは思ってなかったので、それが嬉しかったし、二泊三日で撮影していたんですけど、最初オファーをもらった時は、宅間孝行って人物を知らなくて、それで東京セレソンデラックスの舞台「歌姫」を観にいって号泣してしまったんですよ。それで、この人は上手いところを突いてくるな?と。これからの映画界を盛り上げていって欲しいなと思っています。

監 督:クチコミよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

鈴 木:この映画を観て同窓会をやりたくなりました。これをきっかけに同窓会ブームが来たらいいなと思います。是非、映画を観て『同窓会』を広めて下さい。ありがとうございました。

映画『同窓会』はシネマート新宿ほかにて絶賛上映中です。

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