タイ式シネマ☆パラダイス 開催記念 来日記者会見(5月30日/タイ大使館)

内容

5月31日より東京・シネマート六本木で開幕する本邦初のタイ映画の祭典〈タイ式シネマ☆パラダイス〉の来日記者会見が、タイ映画界を代表するベテラン俳優であり、この『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』で監督業にも進出したポンパット・ワチラバンジョン、次世代のアジアスターとして期待される“タイのオーランド・ブルーム”アナンダ・エヴァリンハム、日本でのモデル活動も開始した“タイのエビちゃん”ポーラ・テイラー、この〈タイ式シネマ☆パラダイス〉イラスト、ロゴデザインを手がけたタムくんことウイスット・ポンニミットを迎え開催された。

登壇ゲスト:
ポンパット・ワチラバンジョン(『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』監督)
アナンダ・エヴァリンハム(『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』主演男優)
ポーラ・テイラー(『メモリー?君といた場所?』主演女優)
ウィスット・ポンニミット(漫画家・アニメーション作家・ミュージシャン・〈タイ式☆シネマ・パラダイス〉イラスト、ロゴデザイン)
タイ王国公使

タイ王国公使による〈タイ式シネマ☆パラダイス〉開催の祝辞に続く、ゲストの会見の模様をご紹介。

ポンパット監督:皆様こんにちは。『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』監督のポンパット・ワチラバンジョンです。

アナンダ:(日本語で)ワタシハアナンダデス。ニホンニコレテウレシイデス。アリガトウゴザイマス。

ポーラ:(日本語で)コンニチハポーラデス。ハジメマシテドウゾヨロシク。

ウイスット:(日本語で)コンニチハタムデス。ボクモニホンニコレテウレシイデス(笑)。

Q:タイ映画のラブストーリーが日本で公開されることは珍しいのですが、タイの映画には他にどのようなジャンルがありますか。

ポンパット監督:アクション映画はもちろん、タイでは他にはコメディが有名です。ラブストーリーも多く作られているのですが、皆様の目に触れる機会が少ないのが実情だと思います。良い作品もたくさん作られているので、ぜひ、観ていただきたいです。タイでアクション映画の人気がある理由は、観やすい、親しみやすいという部分があるからでしょう。『マッハ!』『トムヤムクン!』などは有名ですよね。

Q:作品の見所は。

アナンダ:一般的なタイ映画のイメージはスリラーやコメディでしょうが、この『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』では愛、ジェンダーを超えた愛を伝えたいと思っています。愛は大きく偉大なもので、それはジェンダー、セックスなどを超えて存在するということを感じ取っていただければと思います。

ポーラ:この作品はラブコメディです。何も考えず、自然な気持ちで作品を観て、気持ち良く映画館を後にできる爽やかラブコメディに仕上がっていると思います。


Q:監督は俳優、音楽活動もしていますが、日本にアピールしたいタイ映画の魅力はどこにあると考えていますか。


ポンパット監督:今までのタイ映画は『マッハ!』などムエタイを取り入れたアクションの印象が強いと思いますが、私はタイの文化、習慣、生活様式、伝統などを表現でき、美しい観光地や風光明媚な風景を紹介できれば、それがタイ映画の魅力につながると思っています。新作『HAPPY BIRTHDAY』(今年度末タイで公開予定)の中でも、タイの北部の
霧が広がる美しい風景などを取り入れています。これがタイ映画の魅力です。


Q:監督は音楽と映像のコラボレーションで考えていることはありますか。



ポンパット監督:今から30年か40年前にタイの田舎を舞台に歌いながらドラマが展開していくというミュージカルのような作品がかなりのヒットをしました。タイの音楽シーンも変化していますが、ミュージカルは外国にはかないません。そして、タイにはまだミュージカル映画のマーケットがありません。ミュージカルというとどうしてもステージになります。予算も大きくかかるので、正直、どうだろうかと思っています。でも、政府の援助や日本との合作という形でしたら、実現できる可能性はあると思います。


Q:日本の映画界とのコラボレーションに関して、どう。思っていますか。


ポンパット監督:監督という立場では色々とやりたいと思っていますが、タイのマーケットはまだまだ狭く、これが最大の問題です。タイ映画を外国に出していきたいと思っているのですが、そのためには政府の協力、予算面での援助が必要です。これからは日本とタイの合同製作ができればいいなと思っています。昔、タイ人と日本人が恋に落ちるという作品があったのですが、そのような形で合同の作品が出来、タイの映画が日本に進出していくことを希望しています。

アナンダ:日本の映画はタイよりも大きいマーケットだと思います。もし、日本の映画でタイ人の俳優が必要でしたら、私が立候補しますので、ぜひ、出演させてください。

ポーラ:日タイ合作の映画を製作するときには私も志願しますので、ぜひ、よろしくお願いします。


Q:恋愛や愛についてどのように思っていますか。

ポンパット監督:私は自分の妻を一番恐れています(笑)。

アナンダ:映画のプロデューサーもやっている監督の奥さんは怖いです(笑)。『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』を観て、愛の新しい形を見つけてください。『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』に登場する2人の主人公は愛し合う可能性がないはずなのに愛し合ってしまいます。ぜひ、劇場で答えを見つけてください。

ポーラ:日タイ合作の映画で愛が描ければ良いなと思っています。愛は一番大切なもの、世界的なもの、すべてのものを超えることが出来ると思っています。


Q: 〈タイ式シネマ☆パラダイス〉のロゴとキャラクターについて、教えてください。


ウイスット:このロゴのデザインは、タイらしい感じを出そう、タイ人らしさが出ればいいなと頭に入れながら、あまり何も考えず、タイ人らしい気楽な気持ちで描きました。


Q:キャラクターの名前の意味は。


ウイスット:女の子は頭の形がマンゴーみたいだから、マムアン。犬はすっぱいスダチみたいなので、マナオ。両方とも僕が好きだからです。



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