←一覧ページに戻る

曹操だけではない、おなじみの豪傑たちの生き様にも注目!

 呂布(りょふ)、関羽(かんう)、張遼(ちょうりょう)、典韋(てんい)、夏侯惇(かこうとん)。第5章は、武勇に優れた人物として語り継がれている豪傑たちのエピソードが数々描かれている。まずは、ゲームなどで常に最強の武力を誇るキャラクターとして描かれる呂布。裏切りを重ね、流浪の人生を歩む呂布は、この章でも様々な人物の怒りを買い、最後は部下に生け捕られ、曹操に差し出されてしまう。一方、呂布の部下・張遼は、呂布と共に捕らえられて曹操に処刑されそうになったところを関羽の進言によって命拾いし、曹操配下の将軍に抜擢される。文武に優れた張遼の才能はもちろんだが、それを曹操に納得させた関羽の説得力がすごい。劉備の義兄弟という立場でありながら、関羽は曹操にそれほどまでの信頼と敬意を抱かせる存在だったのだ。長く曹操の護衛を務めていた典韋は、賈詡(かく)の罠にはまった曹操を助け出すために命をかけて闘う。曹操を追う敵軍を阻止した後、仁王立ちで迎える最期は壮絶の一言だ。そして、曹操が挙兵した時から行動を共にしてきた従兄弟の夏侯惇。敵の矢に目を射抜かれてしまうが、それを自ら飲み込んで射手を撃破する姿は、まさに鬼神のごとし。その後も武勇は衰えることなく、隻眼の将として曹操を支え続ける。部下に裏切られる者、敵だった男に重用される者、自らの命を犠牲にして主君を守る者……超人的な武力を持つ者たちのそれぞれの生き様が、第5章の見どころだ。