イントロダクション

「三国志 Three Kingdoms」に続く、新たなる歴史超大作が日本に上陸! 

しょく の三国による勢力争いとその興亡──1800年以上の長きに渡り、人々の間で語り継がれ、記され続けてきた「三国志」の世界は、もはや語り尽くされたかと思われたが、今また新たな傑作が誕生した。それが、魏王・ 曹操 そうそう の波乱に満ちた半生を壮大なスケールで描いたドラマ「曹操」である。 小説「三国志演義」の影響で悪役として描かれることが多かった曹操だが、本作では、 宦官 かんがん の跡取りとして育った幼少期の出来事に始まり、 夏侯惇 かこうとん 夏侯淵 かこうえん 許褚 きょちょ 典韋 てんい ら仲間たちとの交流、そして 袁紹 えんしょう 袁術 えんじゅつ 劉備 りゅうび らライバルたちとの熾烈な争いが綿密に描かれ、曹操の実像に迫る作品となっている。 「治世の 能臣 のうしん 、乱世の 奸雄 かんゆう (平和な時代では有能な家臣、戦乱の世では奸知に長けた英雄)」と評された曹操。有能であることはもちろん、目的のために時には手段を選ばぬ常識破りの戦略家という一面も、現代という“乱世”においては、英雄の条件と言えるだろう。ドラマ「曹操」は現代人が見るべき英雄伝なのである。