アイドルドラマなんかじゃない!!10代〜70代まで幅広い年代層が夢中になった!

「ゆれながら咲く花」が面白い理由

登場人物の成長過程を描くことにより重点を置き、既存の学園ドラマとは一線を画した本作。その中心となるのは、2年2組の共同担任であるインジェとセチャンだ。非常勤講師という不安定な立場に置かれ、たびたび危機に直面するインジェと、過去のトラウマから情熱を失ってしまったセチャン。教育方針の違いから対立しながらも、やがて互いを信頼し合うようになる二人の変化に注目!
先生の奮闘と並行して、本作の大きな軸となるのがナムスンとフンスの物語。ある重大な事件をきっかけに友情が壊れてしまった二人は、はたして関係を修復することができるのか……。その不格好でひたむきな友情に涙する視聴者が続出!二人を熱演したイ・ジョンソクとキム・ウビンはまさにハマり役で、ドラマ終了後にも大手ビール会社のCMに揃って抜擢されるなど、大きな反響を呼んだ。
“ゆれながら咲いている”のは先生や生徒だけではない。我が子の将来を思う気持ちから、逆に子どもを追い詰めてしまう母親など、問題を抱えた親たちが登場。高校生の子を持つ保護者にも焦点を当て、学校を舞台にしたドラマでは珍しく幅広い世代の共感を得た。
主人公だけでなく、登場人物それぞれに秘められたエピソードも本作の見どころ。父親に虐待され、自身も暴力的になってしまったジョンホ、親の強いプレッシャーに耐えきれず自殺未遂してしまう生徒、過ちに気付き、更生への道を歩み始める不良学生……。各キャラクターの繊細な心の動きを、丁寧な脚本と誠実な演出で浮かび上がらせた。見ればきっと語りたくなる、良質な作品に仕上がっている。