ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して

イントロダクション&ストーリー

旅の目的、それは一年のうちに最も多くの鳥の種類を目撃すること。たいていの人は、自分の住む地方か、せいぜい自分の州内の鳥ですませる。しかし、もっとも苛酷で、もっとも金がかかる最大のレースは、全北米大陸をまたがって行われる。これが「ザ・ビッグイヤー」と呼ばれるコンテストだ。「ザ・ビッグイヤー」にルールらしいルールはなく、審判もいない。参加者たちは希少種が現れたという噂を追って、好きなときに、好きなように飛行機、車、船などでアメリカとカナダの大陸部を移動する。獲物の写真撮影に成功することもあるが、多くはライバルが信用してくれることを前提に、観察地点と日時をノートにメモするだけである。

そんなコンテストを前にして、ステュ・プライスラー(スティーブ・マーティン)、ブラッド・ハリス(ジャック・ブラック)、ケニー・ボスティック(オーエン・ウィルソン)は、それぞれが人生の岐路に立っていた。
裕福な実業家だが、人生も晩年を迎え、かねてからの夢を実現できていないことが心残りのステュ。やり手の建設業者にして最高記録保持者のケニーは、しかし記録を破られることを恐れるあまり、妻との時間を疎かにし、離婚を繰り返していた。もし、今年もビッグイヤーに参加すれば、現在の妻との関係も穏やかではなくなる。そして、原子力発電所でコンピューターのコードライターをしているブラッドは、趣味に高じるあまり、いまだに親に頼った生活を送り、愛する人も持てずに人生を迷走していた…。

それぞれ晩年の危機、中年の危機、人生の危機をかかえた3人のライバルたち。そんな彼らがついに自分たちの夢を追う一年を過ごす決断をする。現実と夢の間で引き裂かれながらも、本当の幸せを求めて全国を旅する「ビッグ・ボーイズ」たち。果たして、今回の旅は、彼らの人生を変える冒険の旅となるのだろうか?

コラム・見どころ

「ザ・ビッグイヤー」、それは1年間に北米大陸で見つけた野鳥の種類の数を競う、アメリカ探鳥(たんちょう)協会主催の記録会のこと。私たちがフツーに想像する「バード・ウォッチング」とは違い、出場者はみな仕事や家庭生活に支障をきたすほどの時間と大金を注ぎ込み、1年間に40万キロ以上を移動して鳥探しにあけくれる。だが、鳥好きにとってこの大会に参加するのは「一生に一度きりの夢」。本作はそんな風変わりな世界を実在のルポルタージュを元に映画化!
『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』は、そんな大人になりきれない“ビッグ・ボーイズ”たちが、北米の雄大で美しい自然の中を、幸せを追い求めて奔走する様を爽やかに描いた“バード”フル・コメディです。

この一風変わった作品の映画化するため、ジャック・ブラック、オーエン・ウィルソン、スティーブ・マーティンというアメリカ映画界きってのコメディ・センスの持ち主が奇蹟の豪華キャスティング!
年齢も社会的立場も違いながら、それぞれ「晩年の危機、中年の危機、人生の危機」をかかえた男たちを好演。現実と夢のあいだで葛藤する“大人になりきれない男たち”を、まるで自分たち自身のことのように嬉々として演じている。また、主役の3人以外にも、ブライアン・デネヒー、アンジェリカ・ヒューストン、ラシダ・ジョーンズ、ロザムンド・パイク、ダイアン・ウィースト、ジョベス・ウィリアムズといった豪華脇役陣が出演。往年の映画ファンは思わずにやりとしてしまうような役者の現在を発見するのも本作の見ものだ。

キャスト・スタッフ

監督
デイビッド・フランケル
製作総指揮
キャロル・フェネロン/ベン・スティラー/ジェレミー・クレイマー
出演
ジャック・ブラック/オーウェン・ウィルソン/スティーブ・マーティン/ブライアン・デネヒー/アンジェリカ・ヒューストン/ロザムンド・パイク/ダイアン・ウィースト
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