恋人たちのパレード

イントロダクション&ストーリー

ある雨の夜、サーカスで働くチャーリーはテントの前に佇んでいた老人を事務所に招き入れる。古い写真に目を留めた老人は、昔働いていたというサーカス一座で起きた伝説的な事件を語り始めるのだった……。

ポーランド移民の息子ジェイコブは両親の愛に支えられ、コーネル大学で獣医学を学んでいた。だが、卒業目前で両親が交通事故死。ひとり遺された彼は、両親が彼の学費のために家を抵当に入れて借金をしていたことを知らされる。経済的に追いつめられた彼は仕事を探そうと都会を目指すが、思うようにならない。当てもなく線路を歩くジェイコブは、衝動的に疾走してきた列車に飛び乗る。それはベンジーニ・ブラザーズ・サーカスの列車だった。サーカスの団長兼舞台監督のオーガストは、ジェイコブを列車から突き落とそうとするが、彼が大学で獣医学を修めたと知って彼を受け入れる。

動物の世話をすることになったジェイコブは、一座の花形でオーガストの妻マーリーナに心を奪われてしまう。だが、彼女には声をかけてはいけないと言われ、ジェイコブはただ遠くから見つめるしかなかった。やがて、人気のホースショーに代わる演し物として象のロージーが連れて来られる。オーガストは言うことを聞かないロージーを折檻するが、それを止めたジェイコブとマーリーナはロージーを通して次第に親しくなる。間もなく、ジェイコブの仕込みでロージーが芸を習得。ロージーに乗るマーリーナの演し物が評判となり、一座は行く先々で人気を博す。ようやく自分の居場所を見つけたジェイコブだったが、嫉妬深いオーガストがジェイコブとマーリーナの仲に疑いの目を向けるようになり…。

コラム・見どころ

1930年代、大恐慌時代のアメリカを背景にしたサラ・グルーエンのベストセラー小説「サーカス象に水を」は2006年に出版されるや大反響を呼び、12週間にわたって「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー・リストに掲載された。作者が「男女の恋愛、家族愛、そして人と動物との愛など、あらゆる愛の姿を描いた物語」と語るこの小説を、多くの一流アーティストのミュージックビデオを手がけてきたフランシス・ローレンスが映画化。原作の味わいをそのままに、エレガントな時代のサーカスの世界を完璧に再現してみせた。

主演は『トワイライト』シリーズで魅力的なヴァンパイアを演じて、世界中の女性を虜にしたイギリス出身の俳優ロバート・パティンソンと、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のアカデミー賞女優リーズ・ウィザースプーン。ロバート・パティンソンは新しい世界で成長していく青年を見事に演じて監督の期待に応えた。リーズ・ウィザースプーンはサーカスのスターである光と、夫の支配を受ける影の部分を安定した演技で見せる。彼らが、華やかなサーカスの舞台裏で危険な恋を繰り広げていく。

キャスト・スタッフ

監督
フランシス・ローレンス
原作
サラ・グルーエン「サーカス象に水を」(ランダムハウス講談社)
出演
リーズ・ウィザースプーン/ロバート・パティンソン/クリストフ・ヴァルツ/ハル・ホルブルック/ポール・シュナイダー
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