プッチーニの愛人

イントロダクション&ストーリー

1909年、イタリア・トスカーナ地方の湖畔の景勝地トーレ・デル・ラーゴ。すでに作曲家として世界的に高い評価を得ていたプッチーニは、新たなオペラ『西部の娘』に取り組んでいた。作曲が行き詰まると、湖上に建つ酒場に通っては気分転換を図り、リフレッシュ後、再び作曲に戻るという日々を送っていたプッチーニ。
そんなある日、その静穏を破る事件が起こる。メイドとして働いていたドーリア・マンフレーディが、自殺を図ったのだ。原因は、女好きとして知られたプッチーニとドーリアとの密通を疑った妻エルヴィーラが、ドーリアに対して過度の制裁を、それも人前でたび重ね加えたもの。それを苦にしたドーリアは服毒自殺を図り、その数日後に死亡。ドーリアの遺族は、エルヴィーラを告発し、スキャンダルへと発展したのだった。

コラム・見どころ

1909年、世界的作曲家プッチーニの家で働いていたメイド、ドーリアが自ら命を絶った。プッチーニ・ファンをはじめクラシック音楽愛好家にはよく知られた、のちに〈ドーリア・マンフレーディ事件〉と呼ばれるこのスキャンダルの真実はどこにあるのか――。

女性を愛し、音楽を愛した作曲家プッチーニ。その生涯に作曲したオペラは出世作の『マノン・レスコー』や『ラ・ボエーム』をはじめとして『トスカ』『蝶々夫人』……と枚挙にいとまがない。ところで、これら 名作の陰にプッチーニをめぐる〈愛人〉の存在があったことが、近年、明らかになっている。
トスカーナ地方、プッチーニが愛した風光明媚な土地トーレ・デル・ラーゴにて、次回作となるオペラ『西部の娘』の作曲に取り組んでいたプッチーニをめぐる妻と愛人、そして創造の秘密へと迫る傑作が誕生した。
トーレ・デル・ラーゴの美しい景観のなか、静かに繰り広げられる、女性を愛し続けた作曲家の情熱的な生の断片と創作の秘密、そしてクラシック音楽界の最大の謎のひとつが、いま、解き明かされる!

キャスト・スタッフ

監督・原案・脚本・美術
パオロ・ベンヴェヌーティ
出演
ターニャ・スクイラニョ/リッカルド・ジョシュア・モレッティ/ジョヴァンナ・ダッディ
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